Criminal Vo.2

▽ ページ29

重「Aー！」


「おはよ！シゲ」

重「絶対俺ら勝つから見とけよ！」


「はいはい。頑張れ」


私は邪魔にならないように端っこの方に行き箱の上に座った





時間になり全員が集まりシゲと勝利が前に出た



佐「...卑怯なことはしない、真っ向勝負でいくから。俺達も」



重「当たり前や。恨みっこなしやぞ」



と2人が地面を蹴り勢いよく顔面にお互い拳を入れたのが合図となり全員が各々の相手に向かっていった




私は気がかりだった廉を探した



...あ、おった。


あの子が親友かな...







永瀬廉side


全員が動き出した瞬間俺は海人の胸ぐらを掴んだ



高「っ...廉...」



永「海人、今日こそ話聞かせてもらうで...っ！なんでZONEにはいったんや！！


俺ら親友ちゃうんか！？

」



高「親友だから！！！俺ずっと、廉に守られてたから、俺だって廉を守れるぐらい強くなりたかった...！！


だからZONEにはいった、弱虫はもう嫌なんだ！


」


永「俺はそれでもお前とまた馬鹿やったりがしたいんや！！！

納得出来んのなら、...ほんまは嫌やけど、殴り飛ばしてでも納得させたる

」



高「廉がそのつもりなら、俺も

廉を超えたいし、負けたくない

」



そのまま俺達は殴り合いを始めた

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