Criminal Vo.2

▽ ページ26

「約束守ってないのはホンマごめん。

でもな、前の学校とかでは友達とかおらんかってんけどさ、ここでは沢山できてん。


親父にぶん殴られる覚悟できてるしなんなら今オカンにも殴られるのもわかってる


ホンマごめん

」


重「Aのお母さん！Aはほんまなんも悪いこととかなんもしてないっす！」


シゲが私の前に立って頭を下げた


菊「こいつ、めちゃくちゃ良い奴ですし俺たちこいつに助けられてるから大目に見てもらうのって無理っすかね」


菊池もしげの横に並んだ


小「Aのお母さん、Aのこと怒らんとってくださいっ...Aなんも悪くないんですもんっ...」


半べそかきながら望が私の横に来た



桐「Aのおかあさん、Aのこと心配なんですよねほんまは。」


母「せやで。女の子やのに喧嘩ばっかで友達もつくらんし...ほんまこの子は...


でも、あんたこの学校きてよかったやん


友達ええ子ばっかやん


」


「おかんほんまごめん」


母「オトンには内緒にしといたるわ。ただ、あんま喧嘩しーなや」



「うわあああああお母様ありがとううううううあああほんまに道頓堀投げられるんだけは嫌やったからァああ」


オカンにしがみついてわんわん泣いてしまった


みんなびっくりしてる



母「ごめんなぁみんな、この子ホンマにオトン怖いねん。一回ボッコボコにされて引きずり回された挙句、ホンマに道頓堀から落とされかけてるから」


「あんな川落ちたら病気なってまうううう」



母「まあ、みんなこんなアホの子やけどこれからも仲良くしたってな？」


小「俺旦那様になります」


重「は！？ふざけんな！」


佐「待って待って、それは俺。」


菊「うわ、でたA大好き野郎」



びえびえないて、スッキリしてみんなでおかんを正門まで送った



帰り際におかんに



「まあ、あんたが喧嘩してたん雄也くんから聞いてたけどな」



って言われたから


絶対雄也シバキ倒すって決めた




でも、やっと三者面談おわったあああー！



これで平凡な学校生活...おくれる...



中島「おくれるわけないじゃん。A忘れてる？明日、俺たちの対決」




「あ」




最後の波乱が来るの忘れてた

season8 決着→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す