Criminal Vo.2

season7 三者面談で猫かぶり！？ ページ19

丸「ほな、三者面談のプリントそれ明後日までに頼んだで〜。」




ジーザス...！



三者面談やと...！



親にほぼ追い出されたも当然の私...しかも、今度はもう喧嘩するなよ！！！って言われてるのに


喧嘩して停学したしどの面下げて


三者面談きてにゃん♡



とか言えるわけないやろ...！！



嫌でも、ええええ...どどどないしよ...



雄也のオカンに頼む...！？いやいや、そんなんしたら逆におかんたちにバレる...



机でこれでもかってぐらい唸っていれば肩を叩かれた



顔をあげれば迎えに来てくれた神ちゃんがいた



神「どないしたん？元気ない顔してんで」


私の前の席の椅子に跨って座り心配そうに見つめてきた




「三者面談どないしよぉ...」



神「あ、Aちゃんそう言えば一人暮らしやもんな」


「丸山先生いわく親が来られへん場合は電話で話すらしいんやけど、それはそれでいらんこと言われたら困るから...ああああ...どないしよほんま...」


神「なんでそんな三者面談嫌なん？」



「神ちゃん私が前に言うたこと覚えてる？喧嘩して親に無理やりこの学校に転校させられたの...」


神「もちろん覚えてるで？それがなんか関係...あ、もしかして...喧嘩してんのバレたらあかんとか？」



流石神ちゃん、お察しが良い



「せやねん、親父に次お前問題起こしたらぼこぼこで済むと思うなよって言われてるし、オカンにも言われてんねん...次の学校では絶対喧嘩しないことって」


神「せやったらもう、口裏先生と合わせて三者面談乗り切るしかないな...」


頬杖を着きながら優しく頭を撫でてくれる神ちゃんはまじ聖母...こんなおかん欲しかった



「でもおおお...お友達は？とか言われて周りヤンキーやから勘ぐられる..みんなのこと好きやけどヤンキーやってバレたらやばい....」


神「このクラス女の子はおらんしなぁ...。クラスってかこの学年自体に女子はAちゃん入れて3人やからな。」


「女子とか今更接し方わからんんんんんん...」



神「とりあえず一旦みんなに相談してみん？もしかしたらいい案でてくんで？」



ニッと目を細め可愛らしく笑って神ちゃんは立ち上がり手を差し出してくれた



「ほんま神ちゃんのそーゆースパダリなところすきやわー...」



神「スパダリっていうか、俺はAちゃんのオカンやしな？」


「間違いないーーー！」


2人で手を繋いでたまり場に向かった

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