恋愛奮闘記 (ページ16)

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「平野のこと早くもっと好きになってね、Aさん」

「いや、あの…キャパオーバーです…」

「ははっ、Aさんほんま可愛い！もー今日はなんもせんから、一緒に寝てくれません？」

「いや、それはあかんやろ！」

「もーええやん、な？おねがい！ワガママそれだけ聞いて？？」

強引かなぁと思いつつ顔を近づければ慌ててAさんは

「わかったわかったわかった！寝るからーーー！！！顔近い！！！」

真っ赤になってあわあわし出した

可愛いー。ほんま可愛いこの人

「じゃあ布団行こ！」

立ち上がって手を引っ張って寝室に向かってそのままベッドにAさんを押し倒して抱きしめた

「寝るだけ、だからね！！！！」

「んー？Aさんなんかエッチなことされると思ってたん？」

「な、っ、おもってないから！！！」

「大丈夫、付き合うまではそんなんせんから。安心して平野の腕の中で寝てください」

「あーー、もーー、はらたつ…」

と呟けばAさんは大人しくなって目を閉じた

しばらくすれば寝息が聞こえてきたからおでこに軽くチューした

「絶対重岡くんには負けんから。」

Aさんを少し強く抱き締めて俺も眠りについた