Criminal～社会人編～ (ページ9)

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終業のチャイムが鳴り響き私も明日からとりあえず営業課でお試しで働くことになったので自分のデスクを確認。

神ちゃんが右で左がしげ。

菊池「あ、いた。Aー、飯いこうべ」

扉からひょこっと現れたのは菊池。私を見つければ手招きしてきた。

「菊池のおごり？」

菊池「ざっけんなよ。割り勘な。話あるし」

「はー…しゃーなしやで。」

小瀧「あ！！！！！俺も！行く！！！」

菊池「あー…まあ、小瀧ならいいか。車出すし行こーぜ」

重岡「A！明日、9時やで！スーツ着てきぃや！」

「はいよー。」

荷物を持ち3人で菊池の車に乗り私のリクエストで焼肉屋に向かった。

3人で座り私の横に望。

飲み物を乾杯しておつまみをつまみつつ私は思い出し問いかけた

「話って？」

菊池「お前、勝利に告白されたっしょ」

「……なんでそれを」

菊池「やっぱりな。あいつお前のことマジでこの3年間1度も忘れてなかったし、淳太くんのところに就職したのもお前に会えるんじゃないのかっていう期待からだしな」

「…そうやったんや…」

菊池「ちなみにそこのビッグベイビーもな」

小瀧「あ！！！なんで言うん！！！！」

「みんななんで私なんやー……」

菊池「さあな？お前って多分だけど変に魅力あるからじゃね？裏表ないし」

小瀧「Aは中身もちゃんと見てくれてるからな！」

「あーーなんか恥ずかし。すいませーーーん！1番高いにくくださーーい！」

菊池「おいコルァ！」

けたけた笑いながら肉を食べ時間もまだ早かったので私と望は電車で帰ることに。

菊池は逆方面やから迷惑やろうと思い断った。

小瀧「なあ、A」

「ん？どないしたん？」

ピッ、とICを通し駅のホームで望と電車を待っていた。