なんか闇AUに加入することになったんだけど。4 (ページ12)

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番外編：貰ったから返すなんて誰が決めたの?? ページ12

ナ「おいA」

『何よ』

ナイトメアが怒りを通り越した真顔でAを呼び止める。何食わぬ顔で振り向くA。

エ「1日、遅れてる」

『は?』

マ「ホワイトデー」

キ「1日」

ク「遅れてます!!」

ホ「メシ!!」

次々と続ける、闇AUの骨達。
Aの横では、しまった、といったような顔をするハルがいた。

g妹「ど、どうすんスか姉貴……!あたしも用意するの忘れてたッスよ……!!」

『……はぁー……

アンタらはニンゲン如きが決めたイベントに踊らされる程にチョロいヤツなのね、呆れた』

闇骨「「「「「「……はぁ???」」」」」」

何を言っているんだコイツは、と言うような目でAを見る。
その目はハルも同じであった。

『そもそも、ホワイトデーはお菓子メーカーの考えた文化で、元からあった訳では無いわ……多分。つまり返しを期待しているアンタらは見事にお菓子メーカーの策略にかかった敗北者なのよ!!……多分』

キ「は、敗北者!?」

ホ「なんて心地の悪い響きなんだ……!!」

キ「ぼっ、僕達は敗北者なんかじゃない!!だから返しだって無くていい!!そうだよね!?」

エ「……そうだな(思考停止)」

ク「いやあのA先輩去年めちゃくちゃ返し期待しt(ナ「負け犬の遠吠えをする犬は飼ってなんてないぞ、クロス?」そーですね敗北者じゃないですはい!!」

『さ、今日も元気にレッツラ破壊活動よ!!』

キ、マ、ホ、ナ「「「「うん/おお!!」」」」

エ、ク「「……だな/ですね」」

g妹「…………」

うんうん、と満足気に笑うA。
まんまとAに騙され(てないヤツもいるっちゃいるけどまぁ半分くらいは騙されて)る闇AUの男共。
唖然とするハル。

1日遅れのホワイトデー騒動は、これにて幕を閉じたのであった。

＿＿＿

遅れてごめんなせぇ……(スライディング土下座)