「紡ぐ場所(鉄)」について ページ1
記念すべき(？)一作目。
大人の恋愛が書きたかった、という所からスタート。
鉄塔さんの腕まわりが逞しくなっていたので、是非腕枕もして頂きたい！という思いもありました。
もし仮に、本当に仮に、実際にお付き合いするとなったら、自分なら絶対に不安になると考えました。
この上なく幸せだけれど、何故私なの？本当にいいの？と。
しかし主人公は「不安」という直接的な言葉は使わずに、少し遠回しにその不安感を伝えました。
でも鉄塔さんはすぐに察する。大人な関係です。
多くの会話はなくとも、お互いの気持ちを汲み取れる。
付き合ってある程度経ち、落ち着き始めた頃をイメージしています。
当初は唇ではなく鉄塔さんの指が口内に入ってきて、舌を弄ばれるという描写でした。
読み返していくうちに恥ずかしい！と思って修正…ｗ
好きな人が自分のことを好きでいてくれる、という奇跡に近い状況。
そして愛に満たされた時の、心がぽかぽかするような幸福感。
不思議と涙が溢れ出る気持ち。
その辺が伝わっていたら嬉しいです。
夢小説は読んで頂く方に想像して補って頂く面も多くあると思うので、その後二人がどうなったのか。体も結ばれたのか。何か話をしたのか。無言で抱き合ったのか。はたまたお出掛けしたのか。
そのあたりは読んで頂けた人の数だけ様々な物語が続いていくのかな、と思います。
何だか自分勝手な思いになってしまうのですが、そうやって自分が書いた物が巣立っていくようなイメージがあります。
いつもタイトルは書ききってから決めています。
特に深い意味はなく、思いついた言葉が多いです。
二人の愛を紡いだのがベッドの上だった。
だから「紡ぐ場所」。
もっと凝ったタイトルをつけたいものです。センスがないのです。
いつか「これだ！」というタイトルを思いついたら、変えてしまうかもしれません。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
またお会いしましょう。
蜜柑
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2017年9月21日 1時
