うさぎ先輩！２

無理無理病みます ページ6

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“翔也は渡さない”




そう言ってユリ先輩は妖しく笑った。



「なﾞっ、……どういう事ですか、それ」


ユ『あはは！やだなぁ、そのまんまの意味だよ？』




明るくと笑うユリ先輩。



木全先輩やヒチョンくんが不思議そうに此方を見ている。




「それって…！！『遅くなった！はじめるぞー』




木全先輩と付き合ってるという事ですか、その言葉は咄嗟に引っ込んでいった。




「…っ、」





仕方なく席に座るも二人の関係が気になってしょうがない。





あー！！！何しょげてんの大澤A！！！！


ポジティブ！！！明るく！！！





ぱんっ！と頬を叩き気合いを入れる。





與『大澤？どうした？』




木『ﾌﾞﾌｯｯ…』





再びその場にいるほぼ全員の目が私に注目する。





はず…。





ただ、ユリ先輩だけは険しい顔で何処か一点を見つめていた。




少し不思議な人だなぁ……。





木全先輩に似てる……………………………









「はぁっ！？何考えてんの私！？！？！？」





そんな…そんないかにもユリ先輩と木全先輩ってお似合い〜〜ｳﾌｯ みたいな考え方！！！





あー無理無理無理。病むわ。これ病むわ。




あはー、最初から無理ゲー。あはー、





與『大澤ほんとに大丈夫か？具合悪いなら保健室に…』




木『ﾌﾞｸｯｯｯ』






ヒ『Aはむじゃきなおんなのこなんです！！』

訳:Aは(表情がよく変わるから)無邪気な女の子なんです！！









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何て？








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