どうしようもないヌナ・・LT・・

出張　　　you ページ27

気まぐれ？
に私の部屋に現れるジョンス。

私が先に寝てしまう時もあるし、
ジョンスが先に寝てしまうときもあるけど、
朝になると彼は自分の部屋に戻っているようで、あのワインを飲んだとき以来、
ジョンスが家に泊まる事はなかった。

最近来ないなー。
と思っていると、海外のお土産を手に現れる。

決まってそれは食べ物で、おつまみに。
と言って出してくれる。

時にはコッチでは手に入らないお酒なんかもあったりして、
それを持って来るときは得意げで、
ちょっと焦らしながら渡して来るところがかわいい。


今日は来ないみたいだな。
２４時を過ぎるとジョンスは現れない。

明日からの出張の準備して、寝よ。

大嫌いな出張。
夜はだいたい取引先とのお食事会で、
あまり飲まないように釘を刺される。

たしなむ程度に・・・・。
って、どれくらい？？

愛想を振りまいて、
お酒作りに徹底させられる。

でも。社会人になって、何度と無く経験してきたし、
この年になれば、少々のことは回避できるスキルもあるし、

仕事が無ければ暮らしていけないし。
出張頑張るか！！


２泊３日の出張を終える。
今回は地元だったこともあって、久しぶりに実家にも顔も出せたし、
契約もうまくいった。

もう一泊する。
という上司を置いて、一日でも早く自宅に帰りたい私は最終で帰宅する。

重いキャリーケースを引きずりながら、やっとのことで帰宅する。

時間も２４時を過ぎている。

早く、ビール飲んで寝たい←

そんな思いで鍵を開けると、部屋の明かりが点いている。

え？消し忘れ？

すると、ドタバタとリビングから出てくるジョンス。

あ、来てたんだ。

「だだいまぁ〜！！超疲れたぁ。
今日はいつもと逆だね〜？」

ＬＴ「ただいまぁ〜。じゃないし！どこ言ってたの？？？」

え？ちょっと不機嫌？

「どこって、出張だよ。
もう、クタクタだし。」

キャリーケースを玄関に放置して、冷蔵庫に向かう。

冷凍庫に冷やされているビール発見！！

「きゃ〜！！ビール冷やしてある！！
うれしい！ジョンスありがと♪もう、最高！大好き！サランヘ！！」

そう言って、立ったままビールを開けて、一気に飲む。

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