どうしようもないヌナ・・LT・・

私の部屋２　　you ページ19

ワインも半分くらいのんで、
少し気分も良くなる。

ジョンスとも、だんだん打ち解けてきたし。

私の方が年上なんだし、
気楽にいこう。

自宅ってのもあって、徐々に気持ちが家モードになる私。

いつもだったら、玄関から直行でまずアクセを外すから、
煩わしくなって来た。

アクセをいつもの籠に放り込むと、
自然と冷蔵庫へ向かう足。

ビールを冷凍庫に入れると彼に突っ込まれる笑。

でも、知られたところで、もうこの習慣は変えられない。

私が酔うのを心配しているのか、
自分の身の危険を感じているのか分らないけど、

何かあったら逃げるように忠告しとこう笑。

ＬＴ「何で冷蔵庫リビングにあるの？？」

「やっぱ、気になる？
近くにあったら便利じゃん。どうせ私、だいたいこの部屋から動かないし。」

ＬＴ「笑。料理するときは？
不便じゃないの？」

「え？料理・・・・？
しませんけど？この家に来て、一度もしたことないな〜。」

ＬＴ「嘘？料理できないんだ。」

「出来ないんじゃなくてしないの笑
ここに越してくる前は毎日してたし笑。」

ＬＴ「何で今はしなくなった？」

「しなくなった？しなくて良くなったから？
する必要性がないから・・・かな？」

ＬＴ「ご飯食べないの？」

「食べるよ！朝は・・・食べない事も多いけど。
昼は会社の社員食堂があるし、夕方お腹すいて、仕事しながらおにぎりとか
サンドイッチとか食べるから、家じゃ食べないだけ！！」

ＬＴ「飲むだけ笑？？」

「うん。そうだね笑」


そんなどうでもいい？？会話をするうちにワインはカラになってしまった。

「あ、ワインなくなっちゃったね？
ありがとう、ご馳走様」

ＬＴ「本当だ！！さすがキョヒョンが渋っただけあって、
いいワインだった！！」

「？キュヒョン？あ、ＳＪの？」

なにやら、マンネのキュヒョンから、無理やり奪ったというジョンス。
俺はリーダーでヒョンなのに、しっかり倍の値段で買わされた。

と空になったワインのボトルをマジマジ見ながら愚痴る。

あ、お金・・・。やっぱ払った方かいい？
半分以上私が飲んだ気もするし笑

「半分払おうか？」

ＬＴ「え？ごめん。そんな意味じゃないよ！
このまえのビールのお礼もしてないし。
おサイフの事もあるし・・・。これでチャラにしてくれる？」

ああ、私が記憶から消したビール事件笑。
おサイフのことも気にしてないけど、

彼がそういうなら・・・・いいか←

ワインもなくなったし、そろそろ帰るかな？

彼女の部屋２　　ＬＴ→←彼女の部屋　　ＬＴ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す