七つの大罪 (ページ4)

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4話ページ4

全「...は？」

テレビに映し出された文を見て全員の頭の上に《？》が浮かんでいた

青「えっ？
　待って、パニック！
　意味分かんないんだけど!!」

黒「よく分かんないけど、最後の《せいぜい生き残れるよう》って文むかつく。」

黄「まあ、煽られてるって事はわかるしな。」

橙「てか、大罪ってなんなん？
　よう分からんし怖いねんけど...」

煽りに少し苛ついた様子の目黒の腕に向井がしがみつきビクビクしていた。

緑「おそらく大罪は7つの大罪の事だと思う。」

桃「あっ!それ知ってる!
　アニメでやってたやつだ！」

紫「？
　何、その7つの大罪って？」

聞いたことのあるフレーズに佐久間は興奮していたが、他の人たちはピンと来ていないようだった。

緑「7つの大罪は、人間を罪へと導く可能性があるとして掲げられた欲望や感情のことで、
　傲慢・憤怒・怠惰・色欲・強欲・暴食・嫉妬の7つがあるんだ。」

黄「その7つを俺らに埋め込むってことか？」

緑「うん。
　多分そうだと思う。」

黄「器のことは何か分かるか？」

緑「...いや、それは分からない。」

黄「そうか...
　一度この状況を整理しよう。
　紙とペンが無いか探して...
　ふっか？どうした？」

岩本が皆の顔を見渡すと、対面にいた深澤がどこか一点を見つめていた。

赤「どうした？具合でも悪いの？」

宮舘が深澤の肩に手を置こうとした瞬間、

ﾄﾞｻｯ

全「!!!ふっか!?/ふっかさん!?」

間一髪のところで宮舘が支えたため頭をぶつけることはなかったものの、深澤の意識は無くなっていた。