283. 怒ってる？ ページ3
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翔くんから突然のウィンクを受けた高遠くんは、
「ちょ･･･やめてくださいよ(苦笑)俺、オトコには興味ないのに･･･今、ドキッとしちゃったじゃないっすか･･･(苦笑)」
目の前でナイナイって手を振ると、
「まあ･･･俺、今、軽く混乱してますよ(笑)」
って言った後で、イタズラっ子みたいな顔で、こう聞いた。
「･･･マネージャーには言ってもいいっすか？」
「いいよ(笑)」
「連休中の緊急対応で退屈してるでしょうから･･･せめてものビッグニュースを(笑)」
「ビッグニュースでもねえだろ(笑)」
「いやいやいや。この前も、マネージャーと“Aちゃんと松本さんかー”って言ってたくらいですから(笑)」
「･･･おまえらなあ(苦笑)ま、とにかく、口止めはしておけよ？」
そう言ってドヤ顔で高遠くんを見た翔くんは、
「長話してごめんね？ああ、そうだ。結婚式でスピーチするんで･･･またそのうち食事でも。」
優しい顔で彼女さんにそう言うと、
「あ！はい！ありがとうございます！」
って、やっぱり頬を染めてそう言った彼女さんと、苦笑いでそれを見つめる高遠くんと別れて、朝食を取るためのカフェに入った。
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「怒ってる？」
カフェに入ってオーダーを済ませた後の翔くんの第一声はこれだった。
「え？なにを？」
「･･･高遠にバラしたこと。」
ちょっと上目遣いで、お母さんから叱られちゃうかなあ？って顔をして私を見上げる翔くんに、思わずプッと吹き出してしまう。
「怒ってないよ(笑)あれは･･･仕方ないでしょ。」
「･･･でも、おまえ･･･手ぇ離そうとしたじゃん？」
「ああ･･･あれは･･･なんていうか、反射的に？」
「それって･･･俺と手ぇつないでんの見られるのがヤダってことだろ？」
そう言って唇を尖らせた翔くんに、
「フフッ。違う違う(笑)イヤなんじゃなくて、突然のことに焦っただけ(笑)高遠くんは言いふらさないって分かってるから･･･大丈夫(笑)」
って言うと、ちょっとホッとした顔をして、
「なーんだ。俺、あの時、ちょっとだけ傷付いたんだよなあ･･･あー、よかった。」
って、言ったから、
「あのね･･･翔くん。」
軽く深呼吸をした後で、ここ数日考えてたことを口にすることにした。
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ゆん*(プロフ) - あきさん» お待ちいただき、ありがとうございます！PCも新しくなったので、どんどん更新していきまーっす♪ (2014年9月25日 21時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - 莉央さん» ハラハラありがとうございます！第8章もよろしくお願いいたしまーす♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - えなりんさん» 嬉しいです♪ありがとうございます！続きもどうぞお楽しみくださいね☆ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» まとめてお返事☆何度も読み返していただくなんて、とっても嬉しいです♪まだもう少し続きますので、どうぞお楽しみに！ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - Aさん» わざわざ登録いただいて、ありがとうございます！嬉しいです♪残りのお話もお楽しみいただけると嬉しいです♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年8月12日 23時
