298. つべこべ言わずに ページ18
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反省してるところをみせて、と言われて、フと考える。
「･･･え？どうやって？」
すると、翔くんは、私に絡ませていた腕をゆっくりと解き、私をその腕の中から解放した。
そして、そのまま私の手をつないで露天風呂の見える縁側まで歩いていくと、
「空の色がきれいだな。」
そう言って、ガラス戸の外に広がる、色が変わり始めた空を見上げた。
翔くんの意図はさっぱり分からないけれど、確かに広がる空はとても幻想的な色をしていて、
「そうだね。私、この時間の空を見上げるの、大好き。青とピンクが混ざったような･･･そんな幻想的な空の日は、特にテンションが上がるの(笑)」
「そっか(笑)じゃあ、今もテンション上がってんの？(笑)」
「うん！しかも、露天風呂あるし！」
そんな話を少しだけして、ふたりで空を見ていると、翔くんはふと時計を見てこう言った。
「メシまでまだ時間あるし･･･一緒に露天風呂入ろうぜ？」
その言葉に、
「え！一緒に！？」
とっさにそう反応すると、
「反省してるとこ、みせてくれんだろ？(笑)」
そう言った翔くんの顔を見て、さっき見せた意味ありげな顔の意味を理解した私が、
「で、でも！まだ明るいし！」
「だから？」
「だから･･･えーっと･･･」
「明るくなかったら、いいわけ？」
「え？いや、それは･･･」
突然のお誘いにしどろもどろになっていると、
「つべこべ言わずに、一緒に入るぞ！」
そんな私を見て、フハッと笑った翔くんは、つないだ手を離した代わりに、私の腰の辺りに手を添えると、
「やっ･･･」
そのまま私のワンピースをぐっと持ち上げて、あっという間に頭から抜き取った。
「ちょっ！翔くっ･･･！」
「なに？反省してねーってこと？(笑)」
「反省はっ･･･してるけど･･･」
「じゃあ、なに？」
「は･･･恥ずかしい･･･」
「いまさら？って、前にもこんな会話したな(笑)とにかく、今日はおまえの言い分は聞かねー(笑)」
ワンピースを脱がされて、ぎゅっと身体を抱きしめながら恥ずかしがる私になんてお構いなしで、翔くんは自分が着ているカットソーを脱ぐと、そのままベルトを外しにかかった。
「ちょ･･･」
「なに？下着も脱がせて欲しいって？」
そう言って、ニヤリと私を見ながらベルトを抜き取った翔くんは、ジーンズに手をかけた。
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ゆん*(プロフ) - あきさん» お待ちいただき、ありがとうございます！PCも新しくなったので、どんどん更新していきまーっす♪ (2014年9月25日 21時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - 莉央さん» ハラハラありがとうございます！第8章もよろしくお願いいたしまーす♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - えなりんさん» 嬉しいです♪ありがとうございます！続きもどうぞお楽しみくださいね☆ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» まとめてお返事☆何度も読み返していただくなんて、とっても嬉しいです♪まだもう少し続きますので、どうぞお楽しみに！ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - Aさん» わざわざ登録いただいて、ありがとうございます！嬉しいです♪残りのお話もお楽しみいただけると嬉しいです♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年8月12日 23時
