293. 翔くんのプラン ページ13
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フェリーで松山に戻った私たちは、
「今日の昼間のテーマは、海だから。」
って、いつの間にかテーマを決めていたらしい翔くんに連れられて、海の見えるハワイアンカフェでランチをした。
ランチを食べ終わって、アイスティーを飲んでいると、ふいに翔くんにこう聞かれた。
「この後は･･･温泉、市内観光、もう少し海沿いをドライブ･･･の、どれがいい？」
「えー！3つとも捨てがたいなぁ･･･。」
どれも本当に捨てがたい。
もちろん、メインは温泉で来たのだから、温泉は外せない。
でも、2泊3日のまだ初日･･･しかも昼過ぎだ。
温泉に浸かる機会はいくらでもある。
そう思った末に出した答えは･･･
「じゃあねえ･･･海沿いをドライブしながら市内観光をして、その後はもう車に乗らないでゆっくり温泉！」
ずっと運転しっぱなしの翔くんに、夕方からはゆっくり休んでほしくてそう言うと、
「オッケ。じゃあ、市内観光したらチェックインして･･･その後は部屋に籠もろうぜ？(笑)」
ニヤニヤとそう言われて、とたんに恥ずかしくなった私が、
「こ、籠もらなくてもいいんだよ(笑)徒歩でお散歩とか、さあ･･･」
しどろもどろになってそう言うと、
「部屋に露天風呂、夕飯も部屋出し･･･籠もらない理由がどこにあるのか説明しろ(笑)」
って、楽しそうに私をじっと見ている翔くんに根負けして、
「翔くんのプランに従いまーす(苦笑)」
フフッと笑ってごまかすようにそう言った。
「･･･今、俺のプランに従うって、言った？」
「うん(笑)」
「よっし。今の言葉、忘れんなよ？(笑)」
「あ･･･なんか、嫌な予感がする(苦笑)やっぱ･･･」
「もうだめー。一度言ったことは、取り消し不可能でーす(笑)」
やったね！って言う翔くんに、嫌な予感がしつつも、
「じゃ、行くか！」
またまた翔くんに促されるままにカフェを出て、車に乗り込んだ。
車はそのまま海岸線を北上して、196号線とぶつかったところで、今度は市内に向けて南下する。
まずは松山城からスタート。
下から登る元気はないから、もちろんロープウェイに乗って途中まであがる(笑)
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ゆん*(プロフ) - あきさん» お待ちいただき、ありがとうございます！PCも新しくなったので、どんどん更新していきまーっす♪ (2014年9月25日 21時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - 莉央さん» ハラハラありがとうございます！第8章もよろしくお願いいたしまーす♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - えなりんさん» 嬉しいです♪ありがとうございます！続きもどうぞお楽しみくださいね☆ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» まとめてお返事☆何度も読み返していただくなんて、とっても嬉しいです♪まだもう少し続きますので、どうぞお楽しみに！ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - Aさん» わざわざ登録いただいて、ありがとうございます！嬉しいです♪残りのお話もお楽しみいただけると嬉しいです♪ (2014年9月25日 21時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年8月12日 23時
