29. 神々しい ページ29
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潤くんがフロントに手を振るのが見えて、ふとそちらを見ると、
そこにいたキレイな女性と目が合って、
その彼女はニッコリと微笑みながら私に会釈をしてくれた。
その微笑みに釣られて、私も同じように微笑みながら会釈を返す。
「ねえ、潤くん。あの女性と知り合いなの？」
「ああ･･･まあね。」
めずらしく濁した物言いをする潤くんを不思議に思いはしたけれど、
特に気にすることでもないなと思った私は、それ以上追及することはしなかった。
社員の集合時間は18:15。
お客様の受付が始まるのは18:30からで、パーティが始まるのは19時からになる。
自分のゲストやクライアントさんが来たら、それぞれおもてなしをすることになっていて、
私の場合は、ルカがそれに当たる。
宴会場フロアのクロークでコートを預け、潤くんと指定された宴会場に向かうと、
「あ、Aちゃん。」
そう言って近づいてきたのは、フォーマルスーツに身を包んだ高遠くんで、
「あれ？松本さんと一緒に来たの？つか、今年も怖いくらいイケてますね。」
って、ヘンな褒め方をした。
「おい(笑)怖いくらいってなんだよ(苦笑)」
「いや、なんていうか神々しい感じです(笑)」
そんな会話をした後で、
「褒め言葉として受け取っておくわ(苦笑)」
って言った潤くんは、
「じゃあ、僕は持ち場に･･･」
そう言って、入り口付近に設けられた受付へと歩いていった。
「いやー･･･あんな人が受付にいたら、ビビって入れないよね(苦笑)」
「かっこよさがハンパないもんね(笑)でも、高遠くんも相当イケてるよ？」
普段ビジネスカジュアルな会社だから、こういうビシッとした格好をする機会は少なくて、
特にシステム部の場合は、客先に出かけるのは部長とマネージャーくらいだから、
高遠くんのフォーマルな格好は、すごく貴重だ。
「ありがとう。っていうか、Aちゃんもかなりイイけど。つか、お出掛け仕様よりさらにイイオンナだね。」
「褒めても何も出ないよ(笑)」
「まじで、まじで。あー･･･あいつがうるせえんだろうなあ(苦笑)」
高遠くんの言うあいつっていうのは、多分インターンくんのことで、
「さすがにお客さんも来てる場だから、大丈夫でしょ(笑)」
そんなことを話していたら、マネージャーがやってきた。
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ゆん*(プロフ) - ゆりんさん» コメントありがとうございます！ドキドキありがとうございます♪これからも楽しんでいただけると嬉しいです☆ (2014年12月7日 17時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりん(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます！！もう翔さんヤバすぎます！！ (2014年12月7日 16時) (レス) id: 850376e816 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ドキドキが止まりません！ (2014年6月6日 18時) (レス) id: 84be6edf25 (このIDを非表示/違反報告)
優里(プロフ) - ゆん*さん» 1章終わりましたねぇ〜…(*´艸｀) 翔さんやばいですよ、ほんとに!ちらっと次の章見てきましたが…あわわわわわ(゜Д゜；≡；゜Д゜)心を鍛えておきます(笑) では、移行後に失礼しました! (2014年5月20日 18時) (携帯から) (レス) id: 24dd3bbca5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - ayuさん» 一気読みありがとうございます！！嬉しいです♪いいでしょ〜？部長、いいですよね〜って、自画自賛してすいません（笑）私の妄想で喜んでいただけて、とっても嬉しいです！これからも色気全開でお届けしたいと思います！ (2014年5月18日 19時) (レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年4月30日 22時
