13. 携帯メール ページ13
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まぁ、そう言われたら何も言えない(苦笑)
「というわけなので、金曜日よろしくね？あ、残業つけていいよ(笑)」
そして社長は、そんな心遣いも忘れない(笑)
「･･･お酒、あります？」
「もちろん(笑)飲み放題！」
「･･･じゃ、残業代はいりません(笑)」
「どんだけ飲む気だよ！(苦笑)」
そんな話をしていたら、愛乃ちゃんが、社長に聞いた。
「社長が個人的にゲストの方をお連れするのって、めずらしいですね？」
「ん？そうだね。」
「どんな方なんですか〜？」
「どんな方･･･うーん、そうだなぁ･･･」
え？言っちゃうの？彼女だって、言っちゃうの？
ドキドキしながら答えを待っていると、
「すごく･･･大事な人、かなぁ。」
見たこともないような穏やかで幸せそうな顔をしてそう言った社長は、
ハッと腕時計に目をやると、
「やべ、行かなきゃ。じゃ、そういうことなんで、Aちゃん、金曜日よろしくね。」
くるりと振り返ると、頬をピンクに染める総務の女の子たちを放置して、
さっさと執務室を出て行ってしまったものだから･･･
「ちょ、ちょっと！今の、見た！？」
「すっごいかっこよかった〜！！」
「なに、あれ？あんな顔、見たことなくない！？」
もう、キャーキャーと止まらない。
そんな彼女たちを苦笑いしながら見ていた潤くんが、
「それにしても、めずらしいな。ニノがプライベート持ち込むなんて･･･ねえ？」
って、意味ありげな顔で私を見たけれど、
ここでルカの名前を出すわけにもいかなくて、私は適当に話を合わせた。
それから、今日のところはこの辺でいいか･･･ということになったこともあって、
私はキャーキャーと楽しそうな彼女たちを置いたまま、ノートPCと書類を持って自席に戻り、
フィードバックを元に、資料をまとめたり、マニュアルを作成しながらタスクを消化していった。
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ふと時計を見ると、18時過ぎ。
そろそろ定時だな･･･と、日報を書き始めると、テーブルの上の携帯にメールが届いた。
『あれ？その前にももう一通来てるな･･･気付かなかった。』
誰だろう？と思いながらメールを開くと、
「あ･･･」
それは、櫻井部長からのメールで、
“ごめん。定時で上がれそうにない。20時に待ち合わせでもいい？”
近距離にいる愛しい人からの携帯メールに、胸がドキンと鳴った。
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ゆん*(プロフ) - ゆりんさん» コメントありがとうございます！ドキドキありがとうございます♪これからも楽しんでいただけると嬉しいです☆ (2014年12月7日 17時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりん(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます！！もう翔さんヤバすぎます！！ (2014年12月7日 16時) (レス) id: 850376e816 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ドキドキが止まりません！ (2014年6月6日 18時) (レス) id: 84be6edf25 (このIDを非表示/違反報告)
優里(プロフ) - ゆん*さん» 1章終わりましたねぇ〜…(*´艸｀) 翔さんやばいですよ、ほんとに!ちらっと次の章見てきましたが…あわわわわわ(゜Д゜；≡；゜Д゜)心を鍛えておきます(笑) では、移行後に失礼しました! (2014年5月20日 18時) (携帯から) (レス) id: 24dd3bbca5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - ayuさん» 一気読みありがとうございます！！嬉しいです♪いいでしょ〜？部長、いいですよね〜って、自画自賛してすいません（笑）私の妄想で喜んでいただけて、とっても嬉しいです！これからも色気全開でお届けしたいと思います！ (2014年5月18日 19時) (レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年4月30日 22時
