僕を撃っていけ (ページ10)

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10.俺を撃っていけページ10

スンチョルさんに仕事の誘いがあった日から一週間がたった。この一週間ずっと悩んでたからあれからスンチョルさんのお店には行けていない。

だって気まずいじゃん！？
気まずいよね！？

でもやっと決まった。
まぁ一週間も悩んだからね、そりゃ決まるわ笑

私は、やっぱりこの仕事を引き受けないことにする。

そりゃ、スニョンやジフンに会えるし、仕事決まるし、いい事ずくしよ？

でも、その為に家族や周りの人を巻き込むことはできない。

だってそんなヤクザみたいな？闇組織みたいなところで働いたら家族や友達、私の周りの人達が危ない目にあうかもしれないじゃん？

そんなのあってはいけないでしょ？

自分のためだけに周りの人達を危険な目には合わせられないから

この仕事はお断りすることにする。

そうと決まれば早く断らないと。

よしっ、今からスンチョルさんの店に行く！

急いで準備していると

prrrr...prrrr...prrrr

私の携帯から着信音が聞こえてくる。

誰だろ？

発信先を見てみると、日本の病院からだった。

どうしたのかな？

通話ボタンをスライドし耳にあてる。

『もしもし』

病院=「」

「あっもしもし、Aさんですか？」

『はい、そうですけど...』

「実は...」

「お母様がお亡くなりになられました。」

『...え？』