僕を撃っていけ (ページ9)

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9.俺を撃っていけページ9

SC「実は...俺、あるグループのリーダーをしてるんだ。」

『はぁ...』

あるグループとは？？

SC「今ままで言ってなかったんだけどそのグループの中にはAがずっと探しているスニョンとジフンもいるんだ。」

「そうなんですかー...ん？」

聞き間違いなのだろうか…今スニョンとジフンの名前が聞こえた気がする...
確かにスンチョルさんにスニョンとジフンの話をしたことがあるけど、スンチョルさんの口からは聞いたことない...
聞き間違いかな？

そう思いながらチラッとスンチョルさんを見ると目が合う
SC「だから、スニョンとジフンもいるんだって！」

おん。まじか...

『本当ですか？』

SC「うん。今まで言ってなくてごめん。」

『何か事情があったからですよね？』

うん。きっとスンチョルさんは何らかの事情があったから言えなかったんだ。

SC「実は言うと、そのグループはある闇組織出できているんだ。」

『...』

んーーーーーーーーーー。
何か変な言葉が聞こえていた気がするなぁー...

闇組織だってぇぇぇぇぇぇぇ
嘘でしょ！？
あの純粋そうなスニョンだよ？
あんなにかわいいかわいいジフンだよ！？

『な、なんでそんな所で働いてるんですか！』

SC「まぁ色々と事情があってな…」

そう言いながらスンチョルさんは苦笑いを浮かべている。

それは、まぁこんな話他人にはしたくないよね...

でも本当になんでこんな仕事をしてるのかわからない。

SC「あのさA本当は言うつもりじゃなかった。でも、Aもずっと探してたし仕事もないんだろ？」

確かに...

SC「それに、Aがいれば少しは自分を大切にしてくれると思う。」

『え？』

SC「スニョンとジフン。全く危険をかえりみないんだ。見ているこっちがはらはらするよ笑笑」

あぁきっとスンチョルさんはスニョンとジフンが大好きなんだろうな。

SC「でも流石にAを危険な目には合わせられない。だからAには俺の仲間が怪我をしたり悩んだりしてたら聞いてやって欲しい。」

「それだけなんですか？」

SC「そうだ。どうだ？やる気になったか？」

ん？でもそれだったら...

『さっき、私の得意なこと聞く必要なかったじゃないですか！？』

SC「それは、まぁいざと言う時のために強い人がよかったんだ。」

何？いざって...ねぇ！？
そんなに危険なの？？

SC「とにかく、今はまだ返事はいい。じっくり考えて欲しい。」

『分かりました。』

そう言い残し私は今日は家へ帰った。