僕を撃っていけ (ページ23)

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23.俺を撃っていけページ23

あれから、急いでご飯を済ませ、準備をして、家を出る。(スニョン達も起こした)

行先は同じだから必然的に一緒に行くことになる。

事務所に着くと既にほとんどの人が集まっていた。集まってない人は、多分まだ寝てるとんこと(スニョンからの情報)

JS「おはよう。」

と朝からコーヒーを飲んでいるジスさんに挨拶を返し、スンチョルさんの元へ向かう

コンコンｯ

とスンチョルさんの部屋のドアを叩き中に入る。

SC「おはよう。」

『おはようございます。』

SC「えっとAは、今日から救護室を使え。
Aの部屋だから、好きに使っていいぞ！」

よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！

スンチョルさんの部屋とか見て、実は密かに憧れてたんだよね。最高。

自分の部屋。私の部屋。私だけの部屋。...
響きだけでも最高だな。

それに、「自分の好きにしていい」って言ったよね？ね？最高か。

と頭に中でははしゃいでいても...

『はい。分かりました。ありがとうございます。』

と余裕を見せる。まぁ大人の余裕だな。うふ♡

なぁーんて思ってる。私は、だいぶ幼稚なのだろう。

しかし、嬉しいものは嬉しいのだ。でも、それを見られたくないじゃん？ね？そうでしょ？？

SC「A？行くぞー」

おぉ、いけね。

『今行きます！』

とスンチョルさんの元へ駆け寄る

SC「救護室に案内するなー」

『お願いします。』

救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪ 救護室♪

と頭で唱えていると、あら、大変もう着いちゃった。

SC「ここが救護室だ。」

そう言ってドアを開けると目の前に広がる、悲惨な部屋。

ガーゼや包帯、絆創膏が床に転がっており、ベットのシーツもグチャグチャ。そこら中に散りばめられたたくさんの薬たち、もはやなんの薬だったのかも分からない腐った薬。

『はぁ...』

とつい深いため息が出る。

SC「実はな…」

とだいぶ気まずそうに口を開くスンチョルさん

SC「あの...ずっと、看護師みたいな人が居なかったから、皆自分でやってたんだ。そうしたらまぁこんな状態になりました。はい。ごめんなさい。」

それでどうしてこんなに汚くなるの？？

意味がわからない...

はぁ、掃除しないと...