47 おさんぽ ページ47
運動会の次の日
今日は日曜日だからみんな家にいる
涼太はお昼を食べたあと家に帰った
おやつの時間
昨日斗亜がみんなに選んだお菓子を食べる
大介と風雅にはチョコを温かい牛乳に溶かして
ホットチョコレートにして
やけどしないように少し冷ました
「いただきます」
翔太「大介美味しい？」
大介「、、、おっ、、しぃ、、ﾆｬﾊｯ、」
翔太「斗亜美味しいって」
斗亜「よかった〜」
辰哉「風雅すごい飲みっぷり❗わら」
翔太「ほんとだ笑」
あっという間に完飲
からの満面の笑み
斗亜「ふうがうれしそー」
ちなみに翔太はブ○メンだから1人だけズルズルしてるわら
「ごちそうさまでした」
おやつのあと風雅と大介がお昼寝をしてさっき起きた
何もすることないし暇だなー
そうだ
辰哉「お散歩行く？」
斗亜「行きたい！」
大介「、、、ぉ、、、さっぽ、、！」
辰哉「風雅も行く？」
ﾆｺｯ
辰哉「翔太もいい？」
翔太「みんなが行くなら行くよ」
辰哉「よしっ決まり！
じゃあお着替えして準備しよっか」
斗亜「うん！」
準備完了
バギーに扇風機を付けて
2人を座らせて日除けを付ける
辰哉「しゅぱーつ」
斗亜「しんこー！」
大介「、、な、、、す、！」
大介は翔太、風雅は俺が押して出発
辰哉「どこ行こっか？」
翔太「俺はどこでもいいよ」
斗亜「とあねこーえんいきたい！」
辰哉「公園ね
大介いい？」
大介「、、、ﾆｬﾊｯ、、」
辰哉「風雅は？」
ﾆｺｯ
辰哉「じゃあ公園行こっか」
斗亜「やったー！」
公園に向かっている道中
バギーに乗ってる大介と風雅を見た人が
「まぁ小さいのにかわいそうに」
と言い残してそのまま去っていった
こうやって外を歩いてるとよく言われる言葉
いちいち気にしてたら持たないから聞き流すようにしてるんだけど悲しい気持ちになる
確かに風雅は鼻にチューブ、首にカニューレが入ってる
パッと見はかわいそうって思うのかもしれない
でもこの2つは風雅が生きるために大事なもの
この2つが無かったら風雅は数時間でも生きることはできないかもしれない
それにこうして在宅で暮らしていけてるのは風雅の頑張りがあってこそ
だからこの姿はかわいそうな姿じゃなくて頑張ってる姿なんだよって伝えたい
って熱く語ってみたけど俺の逆の立場だったらかわいそうって思うかもしれないな
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年6月21日 23時
