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31 ぽちっ ページ31
翔太「次年中さんのかけっこだよ！」
辰哉「よっしゃ撮るぞー！」
風雅の番がきた
風雅はバギーにボタンを押したら前に進むものを取り付けてる
この日のために少し前から練習してたんだ
みんなより半分くらいの距離でハンデをもらってる
「位置についてよーいﾊﾟﾝ」
大介「、、、ふぅ、、が、、！」
翔太「風雅頑張れー！」
中々押さない笑
翔太「風雅ーポチッだよ！」
先生にボタンを指してもらってようやくスタート
一緒に走る子たちはゴールしちゃった
その時先にゴールした子たちが風雅の横に来て一緒に走ってくれた
みんなと走れて楽しそう
そしてみんなと一緒にゴール
全部自分で走れた
大介「、、、しょ、、た、、、？」
翔太「ん？」
大介が不思議そうな顔でこっちを見てる
翔太「あー嬉し泣きだよ」
辰哉もカメラを回しながら号泣
いい友だちに出会えたな
辰哉「翔太ー」ｷﾞｭｯ
翔太「ちょっ恥ずかしいって」
辰哉「だってさー風雅が」ｼﾞｭﾙ
翔太「気持ちは分かるけどハグはやめて」
辰哉「ごめんごめん
風雅凄いなー」
翔太「うん 自分でゴール出来たね」
大介「、、ふぅ、が、、！」
辰哉「大介ー」ｷﾞｭｯ
大介「、、わっ、」
翔太「びっくりしちゃってんじゃん笑」
辰哉「この気持ち誰かと共有したいんだよー」
翔太「はいはい分かったから」
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年6月21日 23時
