28 うんどうかい ページ28
翔太Side
今日は保育園の運動会
いつもは大きな音とか太陽の光、気温で発作が誘発されちゃうから大介はお留守番だったんだけど
今年は斗亜が保育園最後の運動会ということと
最近発作が落ち着いてるからということで
主治医の三宅先生の許可を得て一緒に行くことに
行けるってことを知った時めっちゃ喜んでた
運動会1週間前の夜
斗亜「ねえねえうんどうかいだいにぃこれないの？」
毎年聞かれるけど「来れないんだごめんね」って言ってた
でも今年は
翔太「先生にいいよって言われたから行けるよ！」
斗亜「ほんと！？やったー！！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
横で聞いてた風雅も嬉しそう
大介はびっくりした顔してる
ｸｲｸｲ
翔太「どうした？」
大介がほんとなの？って顔してこっちを見てる
辰哉「三宅先生が最近発作が落ち着いてるから行っていいって！」
大介「、、、、うん、どぉ、、かぃ、、！」
翔太「楽しみ？」
大介「、、、、ﾆｬﾊｯ、、、」
伝えた時間が悪かったかな
この日は興奮して目ギンギンで中々寝なかった笑
そしてついに当日
1週間前に伝えた時に寝なかったからどうかなって思ったけどちゃんと寝てくれて一安心
辰哉が5時から場所取りに行って1番いい席を取れたみたいでドヤ顔で帰ってきた笑
気合いを入れて辰哉と朝3時から弁当を作って
斗亜と風雅の大好物を入れて弁当が出来たのが朝7時
4時間かけてやっと完成
俺早起き苦手だけど頑張って起きたよ
誰か褒めてー
弁当が出来て3人を起こしたけど
3人とも寝起きがめっちゃいい
すぐ起きてくれた
斗亜は興奮して寝れなかったのか眠そうにしてたけど笑
朝ごはんを食べて
身支度をして
辰哉が車で斗亜と風雅を保育園に送る
運動会は近くの小学校の運動場である
園児たちはみんなで歩いて行くから
辰哉は一旦帰ってきて
その間に俺は皿洗いとかをして
大介の身支度も済ませて3人で近くの小学校へ
辰哉「大介ー行くよ！」
大介「、、、うん、、どぉ、かぃ、、！」
めっちゃ笑顔で嬉しそう
辰哉が横抱きしてバギーに座らせて
刺激が少なくなるように
バギーに日除けと扇風機をつけて
首にタオルを巻いた保冷剤巻いて出発
小学校へは歩いて10分
普段学校以外で外に出ることが少ないから
ずっとキョロキョロして落ち着かない笑
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1番右のお星様よろしくお願いします！
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年6月21日 23時
