2 いちにちのはじまり ページ2
辰哉Side
朝
隣のベッドに寝てる風雅の様子を見る
変わりないことを確認して
寝起きの悪いあいつを起こしに行く
辰哉「翔太ー」
俺の1日は弟たちを起こすことから始まる
特にこいつは寝起きが悪くて困る
辰哉「遅刻しても知らないからなー」
とりあえずほっといて隣のベッドに寝てる大介の元へ
辰哉「大介ーおきるよー」
大介「、、、ﾌﾆｬ？」
大介は寝起きがいいから助かる
辰哉「おはよ！」
大介「、、、ぉ、、よぉ」
バイタルを測って体調のチェック
問題なし
辰哉「おむつ替えるよ」
寝てるうちにおしっこをたっぷり吸ったおむつを開く
うんちは出てないな
朝ごはん食べたら出るかな
辰哉「終わったよ」
大介「、、あっ、、とぉ、」
辰哉「どういたしまして
リビング行こっか」
大介を横抱きする
大介「、、、しょ、、、た、、」
辰哉「翔太起きないんだよー」
大介「、、ぶぅ、、、、しょ、、た、、、」
辰哉「大介起こしてー」
翔太の元へ
大介「、、、、しょ、、、た、、」
ﾊﾞｼｯ
翔太「うわっ！！」
大介の拳が翔太の顔にクリーンヒットわら
大介「、わっ、、」
辰哉「翔太急に大きな声出さない
大介びっくりしてるよ」
翔太「大介がぶつからじゃん」
辰哉「当たっただけでしょ
起きたね
リビング来いよ」
翔太「んー」
大介を抱いてリビングへ
リビングに敷いてある布団に大介を寝かせる
そして自分のお部屋に戻ってまだ寝てる風雅を横抱きして
人工呼吸器など物品が乗ってるワゴンを押して
大介の横に寝かせる
起こさないようにおむつを替える
おっうんち出てる
3日出てなかったから心配してたけどよかった
おしりふきできれいに拭き取って新しいおむつをあてる
途中痰の吸引をしながら朝ごはんの準備
あとは盛り付けだけ
斗亜を起こしに行こう
斗亜も俺と同じお部屋で寝てる
辰哉「斗亜ー朝だよー」
斗亜「んー」
？「うわぁぁぁん」
リビングから泣き声が聞こえる
この声は大介だ
辰哉「朝ごはんできたから起きてくるんだよー」
斗亜「んー」
寝ぼけてるなわら
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年6月21日 23時
