蒼眼の少女は金色の夜明けを夢見ている (ページ7)

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『はぁ…今日はちょっと疲れたなぁ…』

王都まで来て、森でラピス達に認めてもらって、獣退治して…ちょっと…ちょっとだけ疲れた…

『少しなら…寝ても…いい…よ…ね…』

「(Aちゃん？寝ちゃった…のかな…？)」

「(私達も…)」

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ランギルスside

「はぁ…何故僕がこんなところに…」

誰だよあの謎の光出したヤツ…

「ん…？」

…は？嘘だろ？なんでこんなところで寝れんの？

「白い髪…薄汚いローブ…そして明らかに普通ではない生き物が5匹混じっている…絶対に貴族や王族の類ではない(ﾎﾞｿｯ)」

もしかしてコイツか？いやでも貴族でも王族でもないただの人間にあんな魔法が出せるか？

「しかしコイツ以外に人は居ないし…消去法でこいつしかないよな」

もしくは獣の仕業か？…その可能性が一番高いな…そういうことができそうな獣が今目の前に五匹いるし

「とりあえず…起こすか」

とは言ったもののどうやって起こそうか…いっその事削ってもいい気がする(((

「おい、起きろ」

『んぅ…ん？』

「お前、ここで何をしていた？」

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Aside

…え？一体どういう状況ですか？起きたら目の前に超絶イケメンくんがいるんですが？←

「お前、ここで何をしていた？」

ちょっと待て、落ち着こう。なんだその「返答次第では消す」と言わんばかりの殺気は。

『えっと…寝ていました。』

…え？間違ってないよね？何も。だってまだ修行はしてないし…ここに来てしたことの中で一番印象に残っていることはそれだし。

「そんなことは知ってる。その前に何をしてたかだ。」

『あ〜…えっと…』

「早く言え」

『じ、実は、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿』