蒼眼の少女は金色の夜明けを夢見ている (ページ5)

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王都でページ5

(※Aが王都に着いたところから始めます)

『へぇ〜…ここが王都かぁ…すごい…その…場違い感が否めない…』

いやホントに！すっごい場違いな場所にいる気がする！！

『とりあえず…森まで行こう…』ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

『綺麗な森…王都にもこんな所あったのね…』

『この辺でいい…かな…？』

『！うさぎさん…ごめんね、ちょっとだけここ、お借りしてもいいかな？』

「ｺｸﾘ」

『ありがとう！』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

『…それじゃあとりあえず、今使える魔法のおさらいでもしようかな…』

『今使えるのは…なんか色々あるな…1番使いそうなのは、五獣と、剣に纏わせて戦う魔法かな〜』

『…?…なんか…嫌な感じがする…あっちの方角から…？』

『丁度いいや！上手く使えるかわかんないけど…』

『青龍…出てきて！』

「私を…呼んだのは…あなた…？」

『ええ、私です。』

「何の…用…」

『あなたの力、私に貸してくれますか？』

「…力を…貸して…欲しいの…なら…」

「私を…服従…させなさい…！」

『服従…？』

「私達…四神獣…いや…五獣は…自分より、弱いものには…決して…従わない…！」

『なるほど…そういうことね…！』

『ならば、私はあなたを倒します！』

「できる…ものなら…！！」(とは言っても…あなたのことは既に認めているけれど…ね)

『四季創世魔法・桜刀乱舞"刹那"！』

「！」(私達の加護なしで…この威力…？どういうこと…？)

「(青龍)」

「(黄龍…様…？)」

「(もう充分実力は見れたよ。あなたはどう思う？)」

「(私は…この人に全てを捧げたい…！)」

「(そう…私も。みんな、同じ気持ちよ！)」

「(わかった！)」

「あなた…Aと言ったわよね？」

『は、はい…』

「私達はあなたに服従する…今の一撃でわかった。私はあなたについて行きたい！」

『！…ホントに…？』

「うん！」

『だったら…服従じゃなくて…対等な存在でいて欲しい…です』

「いいの？」

『うん！』

「そっか…じゃあ、1人ずつ名前をつけてね！」

え？

「あなたが私達の主である証拠に、名前をつけてもらう必要があるの！5匹分！」

『まじか…』

───────────ここで切ります。名前つける部分は省略。説明だけします。

青龍→ラピス
朱雀→ネア
白虎→ルキ
玄武→ノア
黄龍→レミ