蒼眼の少女は金色の夜明けを夢見ている (ページ2)

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教会ページ2

「いつか魔法帝になって、あなたを幸せにしまぁぁぁぁす！」

「だからオレと、結婚してください！！」

「ごめんねアスタ。私はみんなのシスターだから…」

あーあ、まーたやってるよ。いい加減諦めればいいのにね〜

「ああぁぁぁぁぁぁぁ！まだだぁぁぁぁ！」

「えぇ！？あの…ごめんね？」

「諦めぇぇぇぇぇぇん！！」

「えっと…本当にごめんなさい！」

「まだまだぁぁぁぁぁ！」

「いや……だからね？」

「ワンモアァァァァ！」

「…しつこぉい！！」

「水創世魔法・愛の正拳突き！！」

「ｸﾞﾊｧｯ」

「あっ！ごめんなさいアスタ！私ったらつい魔導書(グリモワール)の魔法を…！」

「まぁだだぁぁぁぁ！」

はぁ…まったく

「あー！まーたアスタがシスター困らせてるー！！」

「はぁ、何回フラれりゃいいんだよ…」

「うるせぇチビ共！！なんでお前らまで邪魔すんだよ！？ユノ！A！」

『なんでって…』

｢｢うるさいし背も低いし落ち着きもないし包容力もないし。おおよそ女性にモテる要素がないから/です｣｣

「うぉぉぉぉい！！それが15年間共に育った者に浴びせる言葉か美男美女このヤロォォォ！！」

｢はぁ…シスター、手伝いますよ」

『あ、私も手伝います！シスター！』

「無視すんなおいぃぃぃぃぃ！！」

『アスタ…ついでに言うとシスターは聖職者ですし、アスタもまだ15なので結婚できません』

「うるせぇお前らコノヤロｫｫｫｫｫｫｫ！」

「勝負じゃぁぁぁぁぁ！」

「イヤだ」『イヤです』

「なんでじゃぁぁぁ！！」

「時間の無駄だから(ｽ-ﾝ)」『時間の無駄だからです♪(ﾆｺｯ)』

「んだとコルｧｧｧｧｧ！」

「やめとけアスタ。お前が2人に勝てるわけねぇじゃん」

「喰らえぇ！！必殺！！」

「だってアスタ…」

「魔法使えねぇ(・・・・・・)んだから」

「なんも出ねぇぇぇ！！グオｫｫｫｫｫｫ！！まだだぁぁぁぁ！！」

「ｷｬﾊﾊｯ!アスタおもしろ〜い！」

「センスゼロだな。その歳でなんも魔法使えねぇとか、マジでありえねぇ。」

「お前らなんだぁ！年上に向かってその口の利き方はぁ！！」

「うるせー。この世界はな、魔法が全てなんだよ。魔法なんて使えて当たり前(・・・・)。使えねぇヤツなんてアスタ以外見たことがねぇ。」

まぁ…確かに…ね

＿＿＿＿＿＿＿この後もなんやかんやありましたとさ(ﾁｬﾝﾁｬﾝ)