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A｢助けてくれてありがとうございます！｣
助かりましたと無垢な笑顔でお辞儀をする
その純粋な姿を目の当たりにした周りの細胞達は少しだけ気まずそうにしていた
1146はそんなAの姿に少しだけ微笑む
1146｢…細菌の駆除だけが白血球の仕事じゃないからな
好酸球の仕事は他にも色々あって…｣
好酸球｢良いよ
本当の事…言われているだけ
別に…気にしないから
それに…礼を言われるほど助けてない｣
1146｢……そうか｣
A｢で、でも｣
好酸球｢別にいいから｣
素直になれない好酸球はそっぽを向く
細胞達は不服そうな顔をしながら帰って行った
するとその時とても強い揺れが起きた
誰もが倒れるほどの揺れだ
1146｢何だ！｣
好酸球｢胃の方から！｣
2人は体制を立て直すと走りだす
直後、周りから警報音も鳴り出した
｢な、何だ！？｣
｢逃げろーーッ！！｣
｢細菌がぁあ！！｣
騒ぎを増すかのように緊急事態速報が流れる
1146｢細菌だと！？
しかし…この揺れは一体…｣
逃げ惑う細胞達を避けながら階段を降りている最中、小腸の看板が1146の頭に降ってきた
1146｢痛っ｣
好酸球｢……｣
ごんと音を鳴らしながら進む1146に流石の好酸球も何も言えなかった
現場に行くとマスト細胞がヒスタミンを放出させていたのか、その場にいた細胞達が不満そうな顔で濡れていた
好塩基球｢聞こえるかね…この唄…｣
好酸球｢好塩基球さん！｣
好塩基球｢運命の歯車は既に動き始めている
破滅へと向かう狂想曲を止める事が出来るか？｣
すっと現れたのは傘を挿した好塩基球だった。
そこでヒスタミンの放出も止まる
彼は傘をたたみながら続ける
好塩基球｢平和と言う名の十字架を背負わされた哀しき戦士達よ…
愛を知らぬ生物の暴挙により…
我らの国は制御の効かぬ修羅の国と化した…
諸君等の手を借りる他この悲劇を終わらせる術は無い｣
1146｢え？あ…いやその…｣
好酸球｢つ…つまり…胃酸で殺し切れない程の菌が侵入して来たと言う事ですか！｣
1146｢え、あ、そうなのか…？
と、とにかく行くぞ！こっちか！｣
好酸球｢うん！｣
言い回しの得意な好塩基球に惑わされながらも胃へ向かう
途中警告の放送が流れたが、その細菌は壁を突き抜け侵入して来た
腸炎ビブリオ｢いくぞぉおおおおおーーー！！！｣
細菌が現れ、辺りの細胞達もパニック状態に陥る
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海月(プロフ) - 桜愛さん» 初めまして！ あ、あれ…確認してメモも読んだら"Rh null"でした 書き起こす時に間違えましたね… 今から全部直します(￣▽￣;) お恥ずかしい…教えて下さりありがとうこざいます！ 応援もありがとうこざいます(><) (2019年3月12日 4時) (
レス) id: d8eca5bf50 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - あと、いつも見てます！これからも頑張って下さい！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 2cc3a2ba97 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 伝えた方が良いのか分かりませんが、"黄金の血"で調べてみたんですけど(設定を見て気になったので)そしたら"ph nul l"ではなく、"Rh null"でした。ただ気になっただけなので、あまり気にしないで下さい！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 2cc3a2ba97 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2019年1月27日 9時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 雪華さん» 申し訳ございません、更新が遅い身なので厳しいですね…両立して何かをするというのが出来ない人間でして(><)今書いてるシリーズが終わればかけるかもしれないんですけど すぐ読みたいというのであれば難しいです…お役にたてずすみません(><) (2019年1月27日 8時) (レス) id: d8eca5bf50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2019年1月8日 3時
