2 ページ37
1146｢Aか…！？
大丈夫か？ どうしてこんな所に…｣
A｢だ、大丈夫です…｣
1146は振り向くとAの存在に気づき手を出す
Aは手を借りながら少しだけ気まずそうにお礼を言う
3803｢Aちゃーん！！｣
3803も騒ぎに気づき駆けつけてきた
彼女の声を聞いた途端Aは1146の手を振りほどいてしまう
1146｢え…｣
A｢あ…｣
何故か手を掴んでいることが見つかってはいけないものと思ったAと
いきなりの拒絶に戸惑いを隠せない1146
どうしたんだと聞こうとした時
Aを見つけた3803が泣きながらAに抱きついてくる
3803｢うわーん！
Aちゃん大丈夫？？｣
A｢だ、大丈夫ですよ
あ、あの…大丈夫ですか？立てますか？｣
1146の事は見ずにAは3803を支える
横を見ると安心したのか崩れ落ちた好酸球
心配になって手を差し伸べた
好酸球｢！………良い…自分で立てるよ…
助かった…悪いな好中球｣
1146｢よぉ好酸球、久しぶりだな｣
3803｢え！お知り合いでしたか｣
1146｢ああ、同じ骨髄で育った仲間の白血球だ｣
好酸球｢こんにちは｣
1146に紹介され挨拶をし合う好酸球とA達
3803｢そうだ！白血球さん、ティッシュ入りますか？｣
1146｢ああ、すまん
あ、好酸球。こっちが赤血球の…｣
A｢……｣
仲のいい2人を見つめるAとそれを見つめる好酸球
好酸球でも分かる悲しそうな顔、どうしたのかと思ったが容姿を見てあることに気づく
好酸球｢貴女は…確か…｣
｢なあ…｣
｢おう…｣
1146｢！｣
Aに気づき問おうとした所、細胞達の言葉が耳に入ってきた
｢ツインテのアイツ…マジで白血球なの？｣
｢菌に負けてたじゃん…｣
好酸球｢！｣
｢弱…｣｢そもそもあんな白血球いたっけ？俺知らない…｣｢何だよ…あんなデカイ武器持ってるのにさ｣｢細菌くらい…パパッと倒してよ…｣
その陰口は広まり、被害のなかった周りの細胞達も言い始める
好酸球｢……｣
1146｢…｣
好酸球は唇をかみ、顔を伏せる
武器を握りしめている手は少しだけ震えていた
1146｢言っておく…｣
A｢あ、あの！好酸球さん｣
1146が止めに入ろうとしたら突如Aが大声をあげる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月(プロフ) - 桜愛さん» 初めまして！ あ、あれ…確認してメモも読んだら"Rh null"でした 書き起こす時に間違えましたね… 今から全部直します(￣▽￣;) お恥ずかしい…教えて下さりありがとうこざいます！ 応援もありがとうこざいます(><) (2019年3月12日 4時) (
レス) id: d8eca5bf50 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - あと、いつも見てます！これからも頑張って下さい！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 2cc3a2ba97 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 伝えた方が良いのか分かりませんが、"黄金の血"で調べてみたんですけど(設定を見て気になったので)そしたら"ph nul l"ではなく、"Rh null"でした。ただ気になっただけなので、あまり気にしないで下さい！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 2cc3a2ba97 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2019年1月27日 9時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 雪華さん» 申し訳ございません、更新が遅い身なので厳しいですね…両立して何かをするというのが出来ない人間でして(><)今書いてるシリーズが終わればかけるかもしれないんですけど すぐ読みたいというのであれば難しいです…お役にたてずすみません(><) (2019年1月27日 8時) (レス) id: d8eca5bf50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海月 | 作成日時：2019年1月8日 3時
