いざ！ドラゴンボールの世界へ！

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「いいお返事が聞けてよかったです！さっそく行きましょう！」









『あっ、ちょ、ちょっと待って下さい！』




危ない危ない、肝心なことを聞き忘れるところだった！






ムードぶち壊してしまって申し訳ないけど、ちょっと待って！






行くことは絶対なんだけど、いくつか聞きたいことがある







「あ、そうだね、自分の今の住んでいる世界でどうなるか知りたいよね。えっと、Aさんは、今の住んでいる世界、現実世界では、眠った状態のままです。時間は一切進んでいません。」





さすが、私の心の中の神龍様！


考えていることが筒抜けである





……って、えっ？なにその素敵な特典？



ドラゴンボールの世界にどれだけいても、現実世界に戻ったら時間が経過してないってこと？





さ、最高じゃん………




「ドラゴンボールの世界でもし、Aさんが死んでしまったら、元の日常に戻ります。」





なるほど、つまりドラゴンボールの世界で死んだら、現実世界に戻れるってわけだ






あれ？でもドラゴンボールって……





「そうです、ドラゴンボールを７つ集めたらどんな願い事でも叶います。死んだ人間を生き返らせることも、もちろんできますね。」





ですよね！




でもそうなると、ドラゴンボールの世界で死んで、元の日常に戻ったとしても、またドラゴンボールの世界に戻ることができるということになるね




「その通りです。もし、ドラゴンボールの世界にいる誰かによって、死んだあなたを生き返らせたら、もう一度、先程と同じように寝てもらえれば、ドラゴンボールの世界に戻ることができます。」









なるほどね……！




それだったら現実世界の心配もないね！









勝手に現実世界で、私の存在消されてました！とか、AAさんは死んじゃってました！とか、シャレになんないからね！マジで！









………ってか私、口に出して喋らなくてもいいね



気づいたら心の中で会話してたよ

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