いざ！ドラゴンボールの世界へ！

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それから私はみんなに、全てを話した





ところどころリアクションが面白いクリリンは置いといて、みんな真剣に私の話を聞いてくれた









「なるほどのぉ……だからAさんはみんなの名前を知っておるわけか」





亀仙人のおじいちゃんも私の話を聞いて深く考え込んでいる様子



周りのみんなも、難しい顔をしている




ウーロンなんて「ど、どういうことだよ！誰か説明してくれよ！」と一人で混乱してアワアワしている





いや、今私説明したじゃんか……






そんなウーロンを無視して、ブルマが私たちの方へ一歩前へ出る




「信じ難い話ではあるけど、嘘をついているようには見えないし……私は孫くんとAちゃんの言うことを信じるわ！」




ニコッと笑いかけるブルマ




それに続いて難しい顔をして考え込んでいた他のみんなも、



「そうだな、悟空が嘘をつけるはずもないし！」


「ああ、俺も悟空とAちゃんを信じるぞ！」


「あたしもだ！」


上からヤムチャ、クリリン、ランチ



その他のみんなもブルマやヤムチャ達の発言にウンウン頷いてくれている







信じてくれたんだ


この意味のわからない、ありえない話を




悟空の方を見ると、「な？言っただろ？」と私に笑いかける


その言葉に、私もうん、と頷き




『ありがとう！』





みんなの方をしっかり見て気持ちを伝えた



今の私はとびっきりの笑顔に違いない








そんな私をみて、みんなは「いや悟空にはもったいなさすぎないか？」とか、「可愛すぎる……」とコソコソ話し出した






……あの、みなさん、全部聞こえてます





そしてさすがに恥ずかしいです

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