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「いてて……、さすが、悟空さの認めた女だけはあるだ」
ヤバ、悟空のことばっかり考えてたせいでチチのこと完全に放置してた
『ね、ねえ悟空、ちょっとチチさんのところに行きたいんだけど……？』
悟空の背中に回していた手でツンツンしてみると私を抱きしめる力が緩くなった
やっと顔を上げることができるようになった私は悟空を見て言う
「わかった」
そう言うと渋々、私を抱き締めていた腕をほどいた
もっと抱き締めてたそう顔してる悟空
いや、私も同じ気持ちだよ？？？？
と思いつつも、私はチチの方へ向かう
『すみませんチチさん……思いっきりお腹殴っちゃいました、大丈夫ですか？』
そう言い、私はチチに手を差し伸べる
そう言うとチチは一瞬驚いた顔をして、私の手をとって立ち上がる
「大丈夫だ…。オラが全力でこいって言ったんだ。なのにおめぇ、オラを心配するなんてとんだ変わり者だな……。」
そ、そうかな……？
「でも、おめぇが優しいことも、強いことも、この試合でよーくわかっただ。悟空さがおめぇを好きになるのもわかる。」
そう言うと私の奥にいる悟空の方を見て、
「悟空さ！Aを泣かせるようなことをしたら許さねぇだよ！」
チチは大きな声で叫んだ
悟空は、びっくりしていたが、「お、おう！あたりめぇだ！」と返事をする
って、え……認めてくれた？の？しかも私のこと、Aって……
『あ、あのチチさん……っ』
「チチで良いぞ…。オラの完敗だ。……悔しいけど、この試合でおめぇのことも好きになっちまったみてぇだ。……悟空さと幸せにな」
そう言うと、チチは私に背を向け、歩き出す
私には、下を向いているチチが、涙を堪えているように見えた
去っていくチチに、無性に自分の気持ちを伝えたくなった
『あ、あの！私もチチさ…チチのこと好き！だからあの、………図々しいけど良かったら友達になってください！』
そう言うと、歩いていたチチの足が止まる
涙を拭いて、私の方に振り向くと、
「もちろんだ。」
と言い、もう一度私に背を向けて会場を去った
……この結末が正しかったのか、これで本当に良かったのか、
嬉しいはずなのに、
私の中でモヤモヤした気持ちが残った
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ゆうみん - ごくうと彼女結婚に、プロポーズキャア次回楽しみにしてます (2019年2月12日 10時) (
レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - さくらんぼさん» ありがとうございます！そう言っていただけると頑張れます(T ^ T)更新が遅くなるときもあるのですがこれからも応援お願いします(＞＜) (2019年1月31日 0時) (レス) id: 173bb84141 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - コメント失礼します、本当に面白いお話ですね！続きが気になってしまいます、更新頑張ってください！ (2019年1月30日 20時) (レス) id: e601f9fdfc (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - Fukuminさん» 行と行の間を作るということでしょうか？！貴重なアドバイスありがとうございます！みなさんが読みやすいように改善していきたいと考えていますので、そういうコメント嬉しいです！ありがとうござます！ (2019年1月10日 22時) (レス) id: 173bb84141 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - あの…少し言いたいことがあります(悪口ではありません)はじめの説明(？)の所、「！」で行を変えると見やすくなるかと…。その方が読む人も読みやすいではないかと…。どうですか……？ (2019年1月10日 22時) (レス) id: c6c5075812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2019年1月9日 1時
