いざ！ドラゴンボールの世界へ！

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……？！




チチを倒したい、その思いからだろうか、体全身に力がこみ上げてきた




まただ、この感覚


さっきの‘気’をだした、あの感覚




でも光が溢れ出てこない

そのせいか、チチも私も、自分の気が大きくなったことに気づかなかった





「……？！」




たった１人、悟空を除いては






……！私、今度はいける気がする、力が、込み上がってくる！






『はああっ！』


私は一目散にチチにめがけて攻撃する






「……っ？！」


私のパンチがチチに炸裂し、遠くに吹っ飛ばされた





……！チチに攻撃が入った！！！！




しかし、チチもお腹を抑え、足腰で踏ん張り、場外を凌ぐ


『はあっ！』


その瞬間、私はチチに向かって両手を伸ばし、掌に力を込める




すると、チチは、「うわっ！」と、強い何かに押されたように、場外へ落ちる









……私の掌からなんかでたのかな？風？空気？






なんか最後あっけなかった気がするけど……






「はっ！じょ、場外！チチさん場外です！勝者！A選手〜！」







一瞬何が起こったのかわからない、といった顔のみんなだったが勝負が決まったことに我を取り戻したのか、途端に騒ぎだした





「よくやった！」

「なんかよくわかんなかったけどすごく良い試合だったぞ！」



パチパチパチ



拍手が飛び交う、スタンディングオベーションしてる人までいる様子



みんな、私たち２人の戦いを称えてくれているようだ


『ありがとうございます！』




観客側を見てぺこりと頭を下げていく私



応援してくださったみんなのおかげだしちゃんとお礼はしなくちゃね！





「A！」






声のする方へ振り向くと、いつの間にか悟空がそこに立っていた

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