十一日目!夕方!リアル鬼ごっこ ページ47
バァンッッ!!!
もう駄目だと悟った瞬間、発砲音が後ろから聞こえた。目を開けると
『あ…れ…?私…生きてる……?』
佐疫「A!大丈夫!!?怪我してない??!」
『う、うん…佐疫、ありがと…』
佐疫「この鬼たちは俺たち獄卒は一切狙わない。狙うのは人間、生者だけみたいだ」
『なら、私じゃなくてイヴ達のところに行って!私は大丈夫だから!!』
キーンコーンカーンコーン…
??「―――リアル鬼ごっこ一回目、終了でーす。皆さんお疲れさまでしたー!次の鬼ごっこに備えておいてくださいね?♪あーはっはっは…!」
私は一気に緊張が解けて崩れ落ち、それを佐疫が支えてくれる。
佐疫「おっと…大丈夫…じゃなさそうだね」ヒョイ
『!!!??』
佐疫に横抱きされているのだ。さっきの鬼に殺されかけていたことよりももっと驚く。しかし私は何も言えぬまま大広間に運ばれた。
IN☆大広間
ノエル「Aーっ!生きてて…生きててくれて良かったですわー!!」
メアリー「怖かったよー!」
『だ、大丈夫?鬼に殺されかけたとかない?』
女子軍「「「「「うん/ええ」」」」」
レイ「…A…は?大丈夫?」
『私は……図書室に隠れてたら見つかって死に掛けたけど、佐疫が助けてくれたから大丈夫だよ』
ジリアン「全く大丈夫じゃないでしょ!ホントに、怪我とかしてないの??!」
おお…あのノエルにしか興味がないジリアンがっ…他人に心を開いた!嬉しいねぇ…。
『うん、大丈夫。それで、提案があるんだけど』
数分後…
キャシー/佐疫/ギャリー/カロン「「「「却下」」」」
『だってこれしかないじゃん!』
私の提案はこれ↓
・私以外の人間に獄卒、または魔人、悪魔が二人以上つく
だってこの案の方が死なない確率高いでしょ。なのに却下って!
谷裂「却下だ!!こうしたら貴様が死ぬかもしれんだろう!」
『大丈夫!なんとかなるよっ!』←
イヴ「…A…死んじゃいやだよ…!」
あああああああ!イ、イヴちゃんを半泣き状態にさせてしまった…
『大丈夫だよ。私そんな簡単に死ぬつもりはないから!』
田噛「さっき死にかけてたやつがよく言うもんだ」
『お願い、今回は私の意見に賛成してくれないかな』
やはり皆は首を振ったり、反論が多いな。でも私はどうなってもいいから、私と一緒にいてくれた皆を守りたい。だから…
『…これはお願いじゃない。管理人命令。反論は認めない』
辺りが静まり返った。
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F ARI - 本当ですか!ありがとうございます!とても光栄です。 (2018年2月1日 17時) (レス) id: 79f92379b4 (このIDを非表示/違反報告)
Cocoa - 小説を作っているのですか!?ぜひとも見させていただきます! (2018年2月1日 17時) (レス) id: 26b120eb41 (このIDを非表示/違反報告)
F ARI - 更新遅れて申し訳ありません。私が今作っているのは、 これは、ある中学1年生と愉快な友情物語のお話! です!本当にありがとうございます。あとぜひともコメントも宜しくお願い致します。 (2018年2月1日 16時) (レス) id: 79f92379b4 (このIDを非表示/違反報告)
Cocoa - リクエストやコメントをくださった方々、本当にありがとうございました!!それでは2の方でお会いしましょう! (2018年1月29日 17時) (レス) id: dba2a2f362 (このIDを非表示/違反報告)
Cocoa - イカさん» インフル、大丈夫でしたか?なにか今作っている小説が完結すれば作りたいと思います! (2018年1月29日 17時) (レス) id: dba2a2f362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:55871 | 作成日時:2017年10月25日 16時