フリホラの館

夢主の過去 ページ27

私が小学五年のときから、父は会社でのストレスを家で私と母に暴力を振るい、私が小学六年の時、父は家を出て行った。そのころから母もおかしくなってしまった。
母「うるさい！！黙りなさい！」

『ごめんなさい』

母「アンタなんか生まなきゃよかった！！」
今日も母は私を殴ったり蹴ったりする。痛い。辛い。でも私は母に逆らわなかった。いつか普通の家系に戻ってくれると信じていたから。学校でも…
１「また来たの？まじ、ウザイ」

２「あのさ、自分可愛いとでも思ってんの？マジうけるー！」

３「アンタが来るだけで空気悪くなんの。出てってよ」

４「アンタみたいなのが居るから世の中駄目になってんだよ」

１「もうさ、いい加減死んでくんない？目障りだから」

中学になってから、幼稚園から仲良しだった子達からも拒絶されるようになった。
学校でも家でも私の居場所なんかなかった。誰も助けてくれなかった。先生にも相談したけど、
先生「若い内はいろいろあるわよね…」
ですまされた。…酷い。
………寂しい。
あの最初に言っていたのは嘘。本当は…廃校の屋上から飛び降りてさ…そしたらあの世界、このフリゲの世界にいたんだ。
〈辛かった。悲しかった。痛かった。酷かった。寂しかった。〉
このことをいろんな仲間が分かってくれたと思ってた。でも、そう思ってたのは私だけだった。

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