フリホラの館

六日目！朝！ ページ25

『ふぁ〜…ん？なんで私の部屋に谷裂の金棒があんだろ？』

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ バタンｯ

谷裂｢A！俺の金棒を返せ！｣
なんか谷裂が部屋に血相変えて飛び込んできたと思ったら…誰だ私に濡れ衣着させようとしてんの！
谷裂｢おい、A！俺の武器を盗むとはいい度胸だ！明香里から聞いたぞ！｣

『は？知らないよ。なんでそんなﾒﾝﾄﾞｸｻｲ事やらなくちゃいけないの？』
何とか谷裂の誤解を解いてこの事を流した張本人をﾌﾞｯ〇ﾛｼﾆｲｸp(^-^q)
ｉｎ☆食堂
『はーい( ･ω･)ﾉ誰かなー私の有りもしない噂流したのはー??バレてるよー明香里さーん(棒)』

明香里｢ぇぇー私知らなぁいわぁ☆Aさんの勘違いよぉ｣

『ごめんね〜被害者から誰から聞いたかもう既に教えてもらってるからぁ……』ﾅｶﾕﾋﾞﾀﾃb(･_･)

斬島「A、鍛錬の事だが…｣
この後斬島の鍛錬に付き合い、私が見回りをしていると…
キャシー「あ！ちょっとA！早く返してちょうだい！｣

『キャシー？！は？何があったんだよ！！？』

キャシー「明香里から聞いたのよ！貴方が私の部屋に入ってお金と化粧品盗んでたって！｣
知らねー。やってねー。なんでさっきこんな下らねぇ事してんの？って！もう止んないでって言ったろうが(゜Д゜)ｻﾞｹﾝﾅｺﾗｧそして…

ギャリー｢A！！さっき私の買ってきたマカロン勝手に食べないでよね！｣

ザック「おい！俺のポテトチップス食ったろ？！｣

レイ｢私の赤色のネックレス返して…？｣

メアリー「A！私の色鉛筆返してよ！｣

田噛｢おい、俺の本なにズタズタにしてくれてんだよ｣

ノエル｢A！？私のドレスを盗むのはやめて下さいまし！｣


…………何で？私何もしてないのに…またあの時みたいに辛い思いをしなくちゃいけないの？嫌だ…そんなのもう嫌だ…ここでなら皆で楽しくしてられると思ったのに…
…
……
………もう…いい。

こんな所、出てってやる。どうせ私が居なくてもいいんだろうし。私の事、信頼してないから責め立ててくるんだろうし。あの時と同じ。私の元いた世界でも私が居ない方が当たり前。ここでもきっとそうなんだ。適当に明香里さんと過ごしてれば。

私は黒いショルダーバッグとスマホを持ってこの館から逃げ出した。

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