□９． ページ10
side change.
『うーん…お腹痛かったっていうのも有り得なくはないけど、』
「…ああ、そうだな────って、」
「コラ！ちょろちょろ動き回るんじゃねぇ！」
背後から伸びてきた腕は、コナンくんの襟首を掴むと持ち上げてそう怒鳴りつけた。
気がつけばおじさん以外のみんなも集まってる。
「もう、目を離すとすぐ居なくなっちゃうんだから！」
「…ごめんなさぁい」
不服そうながらも謝るコナンくん。
付け加えたかのように「あんたもよ、A」と園子が腕を組む。
『大丈夫、迷子にはならないようにするから』
「そういう問題じゃないの！」
『いて、』
園子にデコピンをされて、おでこを抑えたままむすっとほっぺたを膨らませていると、コナンくんが「あーっ！」と向こうを指差した。
「かっこいーっ！女性自衛官だ！」
「ええっ！」
分かりやすく反応したおじさんは、コナンくんの指差した先を見て嬉しそうに顔をほころばせた。
そんなおじさんの手から離れたコナンくんは地面に着地。
「珍しいから一緒に撮らせてもらおうよ！」
「ほんとだぁ」
「素敵です！」
「撮ろうぜ撮ろうぜ！」
コナンくんの提案に子供たちも乗り気みたい。
可愛らしく一緒に写真を撮ってもいいか尋ねるコナンくんに、むすっとしていた表情が緩んだ。
『…可愛い』
「確かに綺麗ね…」
蘭がそう呟く。
あ、自衛官さんね。
確かにとても美人だけど、私が言ったのはそっちじゃなくて…、
「美しいッ！名探偵と美人自衛官…ありだなぁ」
つかつかと彼女に歩み寄っていくのはおじさん。
「お嬢さん！…ううん、神聖なる女性自衛官にガキ共が失礼しました！」
「は、はあ…」
ぐっと顔を近づけるおじさんに困惑したような表情を浮かべてる自衛官さん。
見かねた蘭が「ちょっとお父さん！」と詰め寄る。
「今写真をお願いしようとしてたとこじゃねーか」
「だったらそんなに近づかなくてもいいじゃない！」
相変わらずの親子喧嘩が始まったかと思えば、横でコナンくんが光彦からデジカメを借りていた。
すぐさま私たちから離れるとカメラを構える。
…え、一緒に写らないの？
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ゆうみん - 頑張って、もう少しだよん、コナン君達助けてくれるよん、次回楽しみにしてます (2019年5月28日 21時) (
レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - ゆうみんさん» ぜひぜひ楽しみにしていただければ光栄です！毎度コメントありがとうございます！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - やばいぞ、彼女ちゃん海おちゃたあ、早く助けに行かなくちゃあ、コナン君達はどうなるの楽しみです (2019年5月28日 17時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - ゆうみん さん» 楽しみにしててください！！！！笑 これからどんどん展開が進みます！！笑 (2019年5月26日 18時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - あああ、気になるあ、どうなるの、犯人は、彼女ちゃん達は次回楽しみにしてます (2019年5月26日 17時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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