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side change.
「毛利探偵へ…あれで終わったと思うな。次は前回よりもっと多い人がその場で爆発を目の当たりにし、恐怖の時間を共有する羽目になる」
ソファに座って手紙を読み上げる白鳥警部。
私は、朝から新一に当たってしまったことを反省しつつも蘭の隣にぴったりくっついて座った。
「詳しい指示は後日、…では健闘を祈る…」
「今朝、事務所の郵便受けにメール便が届いていて…それを取り出したらそのカードが…」
目暮警部は蘭の説明に「なるほど…」と腕を組んだ。
「あの、それって本当に犯人からなんですか?…もしかして、イタズラってことは…」
「いや、恐らくそれは無いだろう」
白鳥警部の説明によると、前に警察は暗号の内容は公表したけれど犯人が言った最後の言葉は伏せていたと。
『…健闘を祈る、』
「ええ、そしてこのメッセージの最後にも…」
つ…と白鳥警部がなぞったのは手紙に書いてある“健闘を祈る”という文字。
「クソ…ふざけやがって…」
「でもさぁ、今回は暗号は無かったね」
口を挟んだ新一。
…確かに、前回と違って暗号らしき文字は書かれてない。
「ええ…でもヒントにはなるわ」
「メッセージのこの部分、“次は前回よりもっと多くの人達がその場で爆発を目の当たりにし”…とあるのは、次はもっと多くの人が集まる場所に爆弾を仕掛ける可能性があると思います」
佐藤刑事に続いて白鳥警部。
的確な推理を説明され、私は納得するように頷きながら背もたれに背中を授けた。
「前回、東都スタジアムに集まったのは8万人…」
「ってことは、次は8万人以上が集まる場所ってことに…」
高木刑事が腕を組みながら考えるように目線を上にした時だった。
千葉刑事が「あぁっ!ありました!」とこの場に響く大きな声を上げた。
「どこだね、千葉くん!」
「あれです!あのポスター!…12月3日、汐留アリーナで行われる、人気若手歌手やグループが出演する───通常、10万人コンサート!」
千葉刑事が指差したのは事務所に貼ってあったポスター。…ヨーコちゃんが出るからと言っておじさんが貼ったものだ。
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ぱぴこ(プロフ) - 茜さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると嬉しい限りです!!ぜひこれからもよろしくお願いします! (2019年5月23日 20時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - おおおお毎回お話が面白すぎて毎日楽しみです!頑張って下さい! (2019年5月22日 18時) (レス) id: fc9bd81442 (このIDを非表示/違反報告)
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