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□40. ページ41

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side change.






「…にしても、私たちがいた競技場に爆弾が仕掛けられてたなんてね」

「そうだね」


蘭と園子が話すのを聞きながら、私はサッカーをやってるみんなを眺める。

…やっぱり私は見る方が向いてるなぁ。



「そういえば、結局あれなんだったの?」

「あれって?」

「ほら、中学の時に新一くんが蹴り損なったボールをAがどうしたこうした…って」


2人の会話に蘇る記憶。
…逆になんで蘭があの時のことを覚えてるのか。

逃げるように「哀ちゃんのとこ行こーっと」とベンチから立ち上がり噴水の方へと体を向けた時だった。



「愛花!!」


聞こえてきた新一の声と、視界の中に迫ってくるサッカーボール。

…これは反射ってやつなんだろう。


『…よい、しょ!』


宙を舞っていたボールを勢いよく蹴り返すと、そのボールは良い音を立て地面を転がっていき、新一の足元に。



「…白だ、」


一瞬の沈黙が流れたせいで、新一の呟きがこの場に残る。

…はっとして彼が口を塞いだ時にはもう遅い。



『っ…!!』


私ははっとしてスカートを押さえる。



「…やだ、コナンくん」

「信じられません!」

「…白って?」


歩美ちゃんと光彦くんの冷たい目線に、元太くんの不思議そうな眼差し。

呆れたように笑う園子と、何かを思い出すように目を丸くさせている蘭。


「あっ、いや、これは…」

『〜〜〜っ、さいあく!!!』









·




「ふふ、」と小さく笑った蘭に、園子は首を傾げる。



「蘭?…どしたの?」

「んーん、なんでもないっ」





───やっぱ似てるなーって、思っただけ!








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ぱぴこ(プロフ) - 茜さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると嬉しい限りです!!ぜひこれからもよろしくお願いします! (2019年5月23日 20時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
- おおおお毎回お話が面白すぎて毎日楽しみです!頑張って下さい! (2019年5月22日 18時) (レス) id: fc9bd81442 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱぴこ。 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月18日 22時

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