【ヒロアカ】あなたは僕の神様なんです【男主】 (ページ2)

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プロローグページ2

事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。

以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった

現在、個性を悪用する敵(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である！

そう、誰しもが憧れるはずの――

ヒーローなんて物はただの偽善者の集まりでしかない。

だってヒーローは助けてくれなかった

僕を見て見ぬふりをして大丈夫って言うんだ。

おかしな話だよね

だけどね傷ついた僕を助けてくれた人がいたんだ

とても優しくて、少し子供っぽいところがあるけれどかっこよくて……

その人は僕の神様。僕だけの神様なんだ

偽善者ヒーロー共を神様が壊して欲しいと言うのなら僕ならできるよ

僕は神様のためならなんだってできるんだ

だって僕はあなたの

神様の使いだから―――