knかおしかかたん1 ページ5
(長編でかこうとした小説供養)
世の中顔とお金で出来ている
ブスは罵倒され、貧乏は馬鹿にされる
だがしかし、
ブスでも金を持っていれば優位に立てる
貧乏でも顔が良ければ優遇される
やっぱ世の中、金と顔なんですわ
まぁ、一般JKはお金なんてもんより顔で選ぶけどね
突然だが、私は今イケメン見ている
理由は暇だから
「なにみとん」
『顔』
「...ほぉか」
私の隣の席のこいつは、世間一般でいうところの美男子である
ヘアケア命の女子がその適当な扱いを知れば涙を流すであろうサラサラな髪
切れ長でありながらもテンプレ通りのしっかりとした二重
直射日光を肌にばんばん浴びながらボールを頭や足で蹴りまくっているのにシミひとつない肌
私の好みの観点で話すとするならば、こいつの横顔は最高である。
日本人離れした色素たちに負けず劣らずな顔面造形、これこそレオナルド・ﾀﾞ・ヴィンチが描きたかった美少年像だろ。異論は認める
そんな彼の名は
名前はまだない
いや名前はあるのだが、正直名前より苗字で呼ぶのがしっくりきすぎていて名前をほぼ忘れかけているというのが正解だ。
ちなみに、なぜ私が暇なのかと言うと
スマホのロック画面に表示されている6と8を見間違えたことを大慌てで家を出て丁度ホームに着いた電車に乗った後に気付いたからだ。
幸い門は空いており、どこかで時間を潰す手間が省けたものの暇なものには変わりない。
だがしかし私は超ラッキーJK
なんと朝練のオフ日を把握していないアホ...いや少し抜けているこの顔面大優勝男も暇を持て余し教室にいたのだ。
隣の席の捏島の顔をこれでもかと見つめるが、既に恒例となっているこの儀式にこの男は慣れつつあるが故に本から目を離さず声だけかけてきた。
適当に返せば、だろうなとでも言いたげに本に集中し始める。
なんと、これはご褒美タイムか
『...くっそ、イケメンが』
「見物料取るぞ」
『50円なら払う』
「ビス〇と同じ価値か」
『てことはエミ先輩から貰った〇スコは捏島ってこと...?』
「5時間かけて食え」
『2分で食べた』
ちなみにこの会話の間
私は捏島の顔をガン見し、捏島は本を真面目に呼んでいる。
後に教室に入ってきた級友は言う
雄に無視されながらもアピールを続ける雌鰯の様だった、と。
好奇心に負け調べた結果
目の開き具合が私そっくりで級友の例えに納得してしまった自分を恨むと決めるまで残り20分
隣の席のkn
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千猫(プロフ) - 匿名さん» sypお嬢様お気に入りの話なのでコメント嬉しいです！スターは偉大ですからねw (2月29日 23時) (
レス) @page20 id: 123001fabd (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 悪役令嬢sypのお嬢様経緯すこ。てかスターの彼女数の答えでバレるの草ww (2月25日 1時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千猫 | 作成日時：2024年2月21日 21時
