sypおじょうさま ページ12
トラックに轢かれて
目が覚めたら異世界ってだけでも驚きなのに
高校時代の友達(♂)が悪役令嬢やってました
まじ爆笑
「爆笑やないわ、こちとら死活問題やねん」
『落ち着けよ縦ロール悪役令嬢』
「呑気なヒロイン様は余裕なことで」
ショッピ曰く
どうやらここは少女漫画か、乙女ゲームか忘れたけどそんな部類の世界らしい
そしてそしてトラックで轢かれた私と、猫を守って木から落ちたショッピは、それぞれ転生したとか
なんや、猫を守って木から落ちたって
ださいのかイケメンなのかわからんわ
ちなみに
ショッピは侯爵令嬢というハイスペックお嬢様に転生しており、私はと言うと一般市民の町娘です。
なんだこの格差は
『んで、私あんたにいじめられるってこと？』
「原作ならそうなんやけど、正直俺ﾀﾋにたくないし、何より面倒なことはしたくないから寝て過ごしたい」
『おい、最後のが本音やろ。あとご令嬢が俺とか言うな』
「大丈夫、ここには俺とアンタだけなんで、アンタさえ黙っとれば」
『ちょっと脅迫入ってるのわろえない』
侯爵令嬢とかいう美少女に無表情で見つめられたらそれはもう脅迫だろ
圧が違うんだわ、圧
あと目力
ちなみに侯爵令嬢とたかが一般市民の私が優雅にお茶会してる理由、きになりますよね
なんと私、一般市民なのに、貴族学校へ特待生という形で入学しているのです。
ヒロイン補正最高
そして、入学式終わってすぐ
茶髪縦ロール猫目美少女が近づいてきて私にこう言った
「Aさん、ビッグスターの愛人は何人だったかしら」
『ざっと48です…え？』
まぁ、ビッグスターこと
前世の先輩、鬱さんの女事情には脊髄反射で答えてしまったということだ
てへ
とまぁ、そんなことはさておき
これからの学園生活では
悪役令嬢ショッピ様の魔の手を掻い潜り
数々の素敵な殿方と出会っていく
ヒロイン、Aのシンデレラストーリーを送るのだ！
「魔の手にもならんし、素敵な殿方もおらんし、そんなストリーが起きるはずない」
『…現実は厳しいなぁ』
「…コネシマさんの真似だったら今すぐ権力で捻り潰しますわよ」
『悪役令嬢、はまり役じゃん』
転生悪役令嬢syp
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千猫(プロフ) - 匿名さん» sypお嬢様お気に入りの話なのでコメント嬉しいです！スターは偉大ですからねw (2月29日 23時) (
レス) @page20 id: 123001fabd (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 悪役令嬢sypのお嬢様経緯すこ。てかスターの彼女数の答えでバレるの草ww (2月25日 1時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千猫 | 作成日時：2024年2月21日 21時
