• ページ2
眩しい眩しい朝日
•「ねぇ、なんだか広場の方騒がしくない？」
•「…あぁ、今日は」
今日は、上様に謀反を図ろうとした一族の打首の日なんだ
台座に座る女
震える手で刀を持つ男
真っ青な顔をした男
かちかちと小さく刃が音を立てた
女の横には
縄で厳重に縛られた男と
その男に寄り添うもう1人の女
近くには見物人の他に
縄で縛られた男に支えていた者たち
•「可哀想に、奥さんと娘も一緒か」
•「まだあんなにお若いのに」
•「せめて娘だけでも赦免にならなかったのか」
•「上様も酷な方だ」
•「しっ！上様に聞かれたらあたしたちの首の行方もわからなくなるよっ！」
女はふと、刀を持つ男を見上げた
それに気がついた男も下を向く
数時間前のように視線が交わ
女は柔らかく微笑む
『愛しています、例えこの身がなくなろうとも』
小さくつぶやかれたその声は
男の耳に入り消えていく
銀が白一つない青に近づく
銀は美しく微笑む女を撫でた
あぁ、なぜ俺の目には赤しか映らないのだろう
「俺も愛してる。A」
江戸時代の処刑人ht
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千猫(プロフ) - 匿名さん» sypお嬢様お気に入りの話なのでコメント嬉しいです！スターは偉大ですからねw (2月29日 23時) (
レス) @page20 id: 123001fabd (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 悪役令嬢sypのお嬢様経緯すこ。てかスターの彼女数の答えでバレるの草ww (2月25日 1時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千猫 | 作成日時：2024年2月21日 21時
