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「＿＿で、ここでこの方程式を使って＿＿＿」
夢みたいな折原くんとの時間を過ごした修学旅行から1週間。
帰ってきた私たちを待ち構えていたのは期末テストだった。
あのあと、待ち合わせも何もしていないのに坂田くんたちがたまたまあのカフェに入ってきてみんなで休憩することになり、それからもう時間も時間だったので私たちは最終集合場所であるところに向かったのだった。
この修学旅行がおわれば、もう折原くんと話す機会なんて少なくなるんだろうな、と悲しくなりながら飛行機に乗った記憶がある。
まさか、それがほんとになるなんて。
いや、想像してたけど……けど……！
この1週間ほんとに何も喋ってなくてテスト週間ということもあり私はもういろいろ抜け殻状態だった
「じゃあーここ！解けるやついるかー？」
先生のその質問に反応して顔をあげるとたまたま合ってしまった目。
これは当てられる、と思ったのと同時に先生が私を名指してほんとに当ててきた。最悪。
「えーっと、、」
誰が分かんのよ、こんな問題！
ってか習ってなくない？意味わかんないし無理だし！！
「……それ、"解なし"だよ」
え、？と声の聞こえる方を向くとその声の主はあの隣の席の木村くんだった。
木村くんと目が合うと頷いていたので、先生に"解なしです"と言うと本当に正解をもらえた。
木村くんにジェスチャーでありがとうをしたけど、あとで直接お礼言っておこう。
なんて思いながら、折原くん何してるかなーなんて授業中なのにチラ見しちゃって。
授業がつまんないからなのか折原くんは頬杖をつきながらペン回しをしていた。
うわもうかっこいいな、とか折原くんもペン回ししたりするんだ、とか、また彼への好き度増しちゃった、とか。
…そんなこと思ってるから先生に当てられるんだよ、とか思ったけど気にしないもん。
＿＿＿＿＿＿
「木村くん数学の時ほんと助かった！ありがとう！」
授業が6時間目までおわり、なんだかんだあって3時間目の数学以降お礼を言えてなかった木村くんに帰り際にやっと言えた
「全然大丈夫だよ、あそこ難しいからしょうがないよね」
あはは、なんて笑う木村くんにそうだよね！なんて返しておくと、じゃあまた明日、と向こうから切られたので私も特に引き止める訳でもなくバイバイをした
「へぇ、そこ仲良かったんやね？」
私も帰ろうと用意をしようとすると後ろからなにやら声が聞こえ振り返ると、
そこにいたのは折原くんだった。
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かずな。(プロフ) - みみりんさん» そう言っていただけて嬉しい限りです🥺 これからもよろしくお願いします✨️ 私もみみりんさんの作品めちゃくちゃ好きで応援しています…！(ここですみません💦) (7月10日 0時) (
レス) @page23 id: 236c07d25b (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - かずな。さん» お返事ありがとうございます😭かずな。さんの作品ほんとうに大好きです、応援しております！ わ、そうです！笑。ご存知なんですね恐縮です😖 (6月19日 2時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
かずな。(プロフ) - みみりんさん» コメントありがとうございます✨嬉しいお言葉ありがとうございます…！さらにきゅんきゅん増していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします！……あと全然違うのですがお間違いなければせんらさんの日替わりや秘密の作品の方です、よね、？🥺 (6月17日 23時) (レス) @page21 id: 236c07d25b (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - 日々の更新おつかれさまです☺️折原くん、かっこよすぎ...きゅんきゅんが止まらないです(>_<)大好きすぎます（ ; ; ）これからもがんばってください！❤︎ (6月17日 22時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずな。 | 作成日時：2023年2月19日 16時
