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まさか、気付かれてるなんて思いもしなかった。
たしかに、少し右足を庇いながら歩いてはいたけれどそれを見られてたなんて。
どっち？と、再び聞かれ、右足だということを伝えると折原くんはちょっと見せて、と私の右足首をのぞいた
「うわこれ相当痛いやつやん、大丈夫？……じゃないわな」
私も自分の右足首をもう一度よく見ると、先程よりひどくなっていて自分でもぎょっとした
折原くんもまた同じように綺麗な顔を歪めた表情をして、痛いよなぁ、、と心配してくれている
「絆創膏持ってる？」
「今日持ってなくて…キャリーバッグになら入ってたんだけど、、」
「あちゃー、」
おい私よ。なんでカバンに入れなかったんだ？？
カバンに入ってなかったら意味ないだろうよ、、！！
なんて絶賛後悔している間も、折原くんはどうしようなぁ、、と考えてくれている
自分のことじゃないのに、なんで……。
と思っていると、折原くんは何か思い出したかのようにカバンをゴソゴソしだした
「…俺天才ちゃう？」
ニカッと笑ってこちらを見た折原くんが手に持っていたのはそう、今まさに求めている絆創膏だった
「…！天才すぎる、！ありがとう…！」
「ええんよ、ってか俺もあると思ってへんかったし。ごめんな、ちょっと触るで？」
「え、」
私の返事も聞かずに折原くんはそう言って、ぺたっと丁寧に絆創膏を貼ってくれた
「わ、え、ありがとう、！」
まさか貼ってくれるなんて思ってないし、そこまでしてくれるなんて、なんだかいろいろやばすぎて頭がパンクしそうだ
「これからは痛くても我慢したらあかんで？女の子なんやから、なんかあったらあれなんやしちゃんと言わんと。」
「……はい」
折原くんにそう言われ、少し小さくなる私。
ていうか、"女の子"ってちゃんと言ってくれて、そう見てくれてるんだ、とかちょっと思っちゃって心配してくれてる折原くんになんだか申し訳ない。
「皆に言いにくかったら俺には言うてくれてええから。な？」
顔をのぞき込むように私を見てそう言う折原くんが、とてつもなくかっこよく見えて返事が出来なくなってしまい私は静かにうなづいた
すると、「よし、いいこ」なんて言って私の頭をさらりと撫で、ふわりと笑った
……なにそれ、どれだけ好きにさせるの、？？
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かずな。(プロフ) - みみりんさん» そう言っていただけて嬉しい限りです🥺 これからもよろしくお願いします✨️ 私もみみりんさんの作品めちゃくちゃ好きで応援しています…！(ここですみません💦) (7月10日 0時) (
レス) @page23 id: 236c07d25b (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - かずな。さん» お返事ありがとうございます😭かずな。さんの作品ほんとうに大好きです、応援しております！ わ、そうです！笑。ご存知なんですね恐縮です😖 (6月19日 2時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
かずな。(プロフ) - みみりんさん» コメントありがとうございます✨嬉しいお言葉ありがとうございます…！さらにきゅんきゅん増していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします！……あと全然違うのですがお間違いなければせんらさんの日替わりや秘密の作品の方です、よね、？🥺 (6月17日 23時) (レス) @page21 id: 236c07d25b (このIDを非表示/違反報告)
みみりん(プロフ) - 日々の更新おつかれさまです☺️折原くん、かっこよすぎ...きゅんきゅんが止まらないです(>_<)大好きすぎます（ ; ; ）これからもがんばってください！❤︎ (6月17日 22時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずな。 | 作成日時：2023年2月19日 16時
