°121 ページ30
白「ここ、任せていいですか？」
藍沢が駆け寄ると白石が別の病院の医師にそう尋ねていた
白「うちの病院のスタッフが崩落で生き埋めに…」
その時、藍沢が白石の手からバッグを取り上げた
白「…藍沢先生、まだ下行ってなかったの？Aが見つかったって＿＿」
藍「お前が行くつもりか？」
藍沢は遮って尋ねた
白「…だって、藤川先生もAもひどいことになってるんだよ。これは指揮をとってる私のせい。医者が現場でケガするなんてあっちゃいけない」
白石は黒田のこともあって人一倍、現場での医師の事故には敏感なのだ
藍「…そうだ。医者が二次災害に遭うなんてことは、あっちゃいけない」
白「…」
藍「だから、お前はここにいろ」
白「⁉…危ないから安全なところにいろってこと？」
藍「違う。これ以上被害を出さないために、お前は情報を全て集約し、医療スタッフ、消防、警察に指示を出せ。この混乱だ。誰にでもできることじゃない。お前だから信じて任せられるんだ」
私の役割は現場をコントロールし、人を動かすこと
藍「指示を出すと言う形で俺たちを守ってくれ」
いつものように力強い藍沢の裏にある不安は白石には見え見えだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 895人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき(プロフ) - 話は面白いのですが、文の間が空いていないため、読みにくいです。 (2018年10月25日 20時) (
レス) id: aa41ca2f57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 咲良さん» ありがとうございます！番外編機会があったらまた書きたいと思います！番外編のリクエストも受け付けてます！ (2018年9月9日 22時) (レス) id: d75722b65e (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 番外編めっちゃ面白いです！これからも番外編書いてくださいwww. (2018年9月9日 20時) (レス) id: 363a6f7197 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - sakuraba_akebiさん» ウケ狙いで書いたのでそう言って貰えると凄く嬉しいです！！更新頑張ります！ (2018年9月6日 20時) (レス) id: d75722b65e (このIDを非表示/違反報告)
sakuraba_akebi(プロフ) - 肘関節の話、バスの中で見ていたのですが吹いてしまいましたwいつも更新楽しみにさせてもらってます。頑張ってください (2018年9月6日 15時) (レス) id: 85844224a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめ | 作成日時：2018年9月4日 14時
