°117 ページ26
白「藍沢先生？聞こえる？」
シーバーから白石の切迫した声が聞こえた
藍「ああ」
いつもの返事に白石は安堵する
白「何があったの？」
藍「天井がまた崩落した。向こうの様子は分からない。うちのスタッフは無事か？」
白「冴島さん、横峯先生、新海先生はここにいる」
白石は散り散りになったスタッフに向かって、トランシーバーで声をかけた
白「緋山先生、藤川先生、A、名取先生と聞こえたら返事して」
耳をすますとザザッという雑音のあとに緋山の声が聞こえた
緋「緋山、名取は無事」
ホッとした白石に、緋山がいう
緋「でも、まずいことになった。崩落で前にも後ろにも行けなくなった。」
白「わかった。救出急いでもらうね」
藤川とAからの返事がない
冴島と藍沢が不安そうにシーバーを見つめる
白「藤川先生！A！聞こえたら返事して！」
しかし、トランシーバーは沈黙したままだった
Aのシーバーは突き飛ばされた時に飛ばされて瓦礫に埋まっている
その隣では藤川は上半身だけを起こして、Aに診てもらう途中だった翔の膝を診察していた
藤「これなら大丈夫。すりむいているだけだ」
藤川は右手だけで処置をしながら明るく尋ねる
藤「君、名前は？」
翔「中村翔、ねぇ」
翔は質問に答えると藤川に尋ねた
翔「あのお姉ちゃん、大丈夫なの？」
翔が指をさしたのはA
見たところ呼吸はしている
藤「多分気を失ってるだけだ。ちょっとお願いがあるんだけどいいかな？」
翔はうなずいた
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ゆき(プロフ) - 話は面白いのですが、文の間が空いていないため、読みにくいです。 (2018年10月25日 20時) (
レス) id: aa41ca2f57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 咲良さん» ありがとうございます！番外編機会があったらまた書きたいと思います！番外編のリクエストも受け付けてます！ (2018年9月9日 22時) (レス) id: d75722b65e (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 番外編めっちゃ面白いです！これからも番外編書いてくださいwww. (2018年9月9日 20時) (レス) id: 363a6f7197 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - sakuraba_akebiさん» ウケ狙いで書いたのでそう言って貰えると凄く嬉しいです！！更新頑張ります！ (2018年9月6日 20時) (レス) id: d75722b65e (このIDを非表示/違反報告)
sakuraba_akebi(プロフ) - 肘関節の話、バスの中で見ていたのですが吹いてしまいましたwいつも更新楽しみにさせてもらってます。頑張ってください (2018年9月6日 15時) (レス) id: 85844224a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2018年9月4日 14時
