イニシャル入りのキーホルダー。 ページ9
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｢瀬山プレゼンツ、1つ目の場所です。
様々なメーカーが集まった、塩こんぶ専門店です。｣
その言葉に、明らかなるそわっとした様子の推し。
可愛いなぁ、なんて思った。
塩こんぶが好きなんだね、可愛いね。
よしよししてあげたいな。
へへん、としたような笑みを向けたとなら、
舌打ちをされた。
普通に酷すぎる。
冴｢悪くは無いな。｣
｢私のお母さんがここ好きなので。｣
冴｢お前の親とは分かり合えそうだ。｣
｢え、私は？？？｣
冴｢日本から出てけ。｣
｢なんでやねん。｣
そんな会話をしながら、
塩こんぶ専門店に入っていけば、
店主は目を丸くしていた。
当たり前である、日本を代表する糸師冴なのだから。
じーっ、と品を見ては、
いくつか決めたらしく、ホテルに送るようにとしていた。
いや、どんだけ買ってんだよ。
やはり、金銭感覚馬鹿なのでは。
まぁ、遠慮がないのも彼らしいけど。
冴｢いいな、あそこ。気に入った、｣
｢いぇーい、それじゃ二店舗目。
キーホルダー作りのお店です。｣
冴｢ガキじゃねぇぞ。｣
｢イニシャル入れるんだよ、｣
冴｢いらねぇ。｣
｢試しに作ろう。｣
キーホルダーが作れるお店に行けば、
却下されるも、
腕を引っ張り、彼を連れていった。
アンティークが目立つお店なのもあり、
今どきというよりは、
カメオのようなものがメインな感じ。
店内を見渡す冴くん。
冴｢雰囲気良いな。｣
｢メインの選んで、
一緒にこう、垂れてるみたいなやつ選ぶの。
イニシャルも入れられるよ。
私、S.Iにする。｣
冴｢俺のイニシャルだろ、それ。｣
｢あ、バレた？
冴くん私のイニシャル入れてよ。｣
冴｢ふざけんな。｣
そう言われながら、メインを選び、
装飾も選んだ。
イニシャルも入れて、その場で完成のキーホルダー。
冴くんの出来を見たのならば、
イニシャルが入っていた。
しかもそれは、彼のとか、好きなサッカー選手とかじゃなくて。
｢名前 . Sって、私のじゃん、
はーーー、これだから好きなんだぞ、糸師冴。｣
冴｢死ね。｣
やはり私にはわからないぞ、推しが。
まぁいいか、と思いながらも、
やはりサッカーボールがメインのキーホルダーを見る。
それに思わず笑みを浮かべてしまった。
今どきかもだけど、スマホに私はつけた。
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夏蜜柑 - 冴ちゃん最推しなのでもう、最高でした！！ (2023年2月1日 8時) (
レス) @page48 id: 5a9946419b (このIDを非表示/違反報告)
甘いものと眼鏡(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎朝この小説の更新を楽しみにしてました！！これからもずっと応援してます！！！ (2023年1月29日 7時) (レス) @page50 id: 10f6e45005 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 完結おめでとうございます👏🏻🎉✨最初から最後までとても素晴らしい作品でした。ことりさんの書く作品は、どれも読んでいてワクワクするようなものばかりです。これからも、他の作品での活躍を楽しみにしています🌷🤍 (2023年1月28日 8時) (レス) @page50 id: fb39a53612 (このIDを非表示/違反報告)
お饅頭(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！！完結してしまったのが寂しくも嬉しくも感じます、完結までが完結してしまうとあっという間に感じました。改めて素晴らしい作品を完結まで続けてくださりありがとうございました！そしてお疲れ様でした！ (2023年1月28日 1時) (レス) @page50 id: c1e1b186de (このIDを非表示/違反報告)
ｔｏｍａｔｏ(プロフ) - さいっこうに面白かったです！冴オチの夢小説はこれが初めてだったんですが、面白かったので他のも見てみようと思います！文章の書き方とか、文字の選びが凄い好きなので、他の作品もみようと思います！お疲れ様でした！ (2023年1月27日 23時) (レス) @page50 id: 9d5bc87a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年1月1日 2時
