恋と愛と、それから。 ページ25
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｢まじでそれ、言ってます？｣
愛空｢俺はいつでもホントのことしか、
言わないんだけど？｣
｢いやいやいや、プライベートだらしない人が何を。｣
愛空｢プレーに問題は無いからね。｣
｢そーゆー話では無いと思います。｣
愛空さんから連絡が来た数日後、
ホテルのビュッフェに招待された。
なぜかは分からない。
けど、タダ飯かぁと思いノコノコとやってきたのだ。
まぁそうしたら、修羅場になりましたわよ。
知らん彼女たちとの、誰よその女！問題である。
巻き込まれたんですけど。
そんなことは気にせずに食べていれば、
愛空さんはビンタを受け、彼女たちは帰っていった。
プライベートだらしねぇなお前。
そう思いながらだが、
話の内容は糸師冴のことだった。
なんでも、私を口説いていいかの問いかけに、
怒っていたそうな。
いやすいません、なぜ私を？？？？
｢ナタリーさんの方がいいのでは、私よりも。｣
愛空｢ナターシャちゃんは一途だからなぁ、｣
｢なんで私が一途みたいじゃない、
って言い方するんですか？一途なんですけど。｣
愛空｢好きな人がいるのに、俺と来てるからだよ。｣
｢タダ飯は別です。｣
そう思いながらモグモグと食べていたのなら、
新たにビュッフェに来たお客さん。
騒ぎ声が聞こえてきて、
思わずそちらを見れば、そこには彼がいた。
そして、彼女も。
それに、ずきりとしたような、感覚。
傷つくほどに愛している、なんて言葉が浮かんでしまう。
持っていたフォークに力が入る。
目を逸らしたいのに、2人をみてしまう。
泣きたくなってしまう心があった。
愛空｢ナターシャちゃんも、
君も、あの男の何がいいんだか。｣
｢知ってたん、ですか。｣
愛空｢ん？｣
｢ふたりが、ここに来るって。｣
愛空｢さぁね、どうだろう。｣
｢さいっってい、｣
これは確信犯だ。
絶対的な、確信犯なんだとわかる。
思わず涙が溢れて、目元を拭っていれば、
影が重なる。
手首を掴まれて、覗き込まれる。
綺麗な瞳が、私を捉えるのが早かった。
冴｢人のファン、泣かしてんじゃねぇぞ。｣
愛空｢なにいってんの、
泣かしたのは、お前だろ。｣
冴｢は？｣
愛空｢もう知らないフリはできないぞ、天才ちゃん。｣
その言葉を合図に、
私は手を振り払い、立ち上がっていた。
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夏蜜柑 - 冴ちゃん最推しなのでもう、最高でした！！ (2023年2月1日 8時) (
レス) @page48 id: 5a9946419b (このIDを非表示/違反報告)
甘いものと眼鏡(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎朝この小説の更新を楽しみにしてました！！これからもずっと応援してます！！！ (2023年1月29日 7時) (レス) @page50 id: 10f6e45005 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 完結おめでとうございます👏🏻🎉✨最初から最後までとても素晴らしい作品でした。ことりさんの書く作品は、どれも読んでいてワクワクするようなものばかりです。これからも、他の作品での活躍を楽しみにしています🌷🤍 (2023年1月28日 8時) (レス) @page50 id: fb39a53612 (このIDを非表示/違反報告)
お饅頭(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！！完結してしまったのが寂しくも嬉しくも感じます、完結までが完結してしまうとあっという間に感じました。改めて素晴らしい作品を完結まで続けてくださりありがとうございました！そしてお疲れ様でした！ (2023年1月28日 1時) (レス) @page50 id: c1e1b186de (このIDを非表示/違反報告)
ｔｏｍａｔｏ(プロフ) - さいっこうに面白かったです！冴オチの夢小説はこれが初めてだったんですが、面白かったので他のも見てみようと思います！文章の書き方とか、文字の選びが凄い好きなので、他の作品もみようと思います！お疲れ様でした！ (2023年1月27日 23時) (レス) @page50 id: 9d5bc87a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年1月1日 2時
