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夕方16時、太陽が少し傾いていたかもしれない。
そんなのわかる訳もなく、
私は拠点のソファーに座りながら、
お茶を飲む。
遠くの方で3人で会議してたけど、
そんなことも知らない。
『Aさん、今日は許してないな。』
『それほどポッキー食べたかったんじゃね?』
『買いに行けばよくね?』
『いや、なんかあるんだよ。』
なんて、入口に立っている、
2人の部下?というのか、そんな会話を聴きながら、
わたしは、むすーーっとしていた。
ポッキーっていったら、あるじゃん!!!!!
なんていう、そんな深い意味もなく、
私はポッキーゲームがしたかっただけです。
どうせなら、既成事実を作りたかった、
それだけです(クソゴミ思考)。
『ポッキーっていったら、
ポッキーゲームじゃね?』
『あぁ〜〜〜〜、乾くんとやりたかったんじゃん?』
『それは有り得る、』
『Aさん、乾くん好きだしな。』
『仕方ないよ、Aさんだし。』
「いや聞こえてるから、
私だしって何!?ねぇ!!!!」
『ココくーーーん、乾くーーーん。
Aさん2人とちゅーしたいんですってーー。』
「ねぇやめてよ!!!!!!!!」
なんて、思いっきし、
彼の胸ぐらでもつかもうとする前に、
ひょいっ、と持ち上げられる感覚。
あ、これ、やばいのでは?
九井「あんな怒ってた理由がそんな理由とはなぁ、」
「いや、ちがっ。」
乾「ボスが言ってたぞ、ポッキーゲーム。」
「武道くん!!!!」
武道「えっっいや、ヒナとしたので……!」
まじか、こうなるとめんどくさいな。
よし、取り消しだ取り消し。
なんて、そんなことを考えながら、
どうやって抜け出そうか考えていたのなら。
乾「悪い、ボス。
先に帰っててくれると助かる。」
「え”っっっ、」
九井「ポッキーなんざなくたって、
ちゅーしてやんのにな。」
「帰りたいんですけど。」
武道「あっ、えと、お疲れ様でした!!」
なんて、帰っていく3人の背中を見つめた。
食べ物で遊ぶのはやめましょう、
そーゆー風な目にあいます、やらかしましたね。
「ご、ごめんなさ、」
そのあと、死ぬほど怒られては、
死ぬほどちゅーされた。
酸欠になるかと思った。
泣いた。
_______ ポッキーの日 [ 終 ]
じゃあ私が副隊長ってことで。*→←食べ物で遊ぶんじゃありません。*ポッキーの日。
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月兎(プロフ) - あぁもう涙…ほんと最高ですありがとうございます (2023年1月30日 6時) (レス) @page16 id: 720c1829f9 (このIDを非表示/違反報告)
愚民 - 笑いあり、涙あり。最高すぎます🤦♀️更新楽しみに待ってますッッ! (2022年7月20日 21時) (レス) @page20 id: 59cc64d62b (このIDを非表示/違反報告)
阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (2021年9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2021年9月15日 14時