私も乗りたかったんですよ。 ページ7
.
パーク内に入るなり、
ジェットコースターに向かう2人を追いかけた。
いや、ジェットコースターかよ。
普通はもっとほかの物とか楽しんでからとか。
なんて思いながらも進んでいけば、
順番を抜かしていく2人。
それに慌てながら追いかけようとしても、
ほらやっぱり。
捕まった。
「えーーん!!!なんでぇ!私も乗りたかったのに!」
ジン「奇数だからだろ。」
「なるほど!」
そうやって走り出すジェットコースターを眺めていた。
もちろん後ろから勢いのある、
睨みがすごいのですが、
私は無視をしました。
えぇい、黙れ黙れ!
私は悪くないもん!
ジンさんとウォッカさんについてきただけだもん!
そうやって思いながら、
待っていた。
そうすると音がしたから、
戻ってきたと思えば、
ジンさんたちの前の席の、
男性の頭がなかった。
いや、ホラーですやん。
「ダメですよそんな、公の場で。」
なんて言ったのならば、
頭をはたかれては、
ウォッカさんに蹴られた。
え、痛いんですけど?
普通に暴力降ってくるのなんなんですか?
私の事嫌い?もしかして?
そう考えていれば、警察まで来てしまう。
ウォッカ「や、やべ。」
なんて焦っている2人を見れば、
なんだかお茶目なとこもあるんだなぁと思い、
にんまりと笑ったのならば、
ぐしゃっと髪の毛を鷲掴みにされた。
「セットしたのに!」
ジン「誰もお前なんか見ないから安心しろ。」
「首チョンパされたのジンさんなら良かったのに。」
減らず口と言われながら、ギチギチと足を踏まれた。
え?折る?折るつもりでいらっしゃる?
もしや?
痛い痛い、としていたら、殺人だという。
「殺人現場!初めて見ました!」
ウォッカ「これから否が応でも見るはめになるから、
お前は黙っとけ。」
「いや、2回目以降はいいですって。」
そうやって話していたのならば、
やはりジンさんたちも犯人候補らしい。
見た目から怪しいからなぁ。
いい加減黒やめた方がいいのでは?
まぁ別に、私は下っ端なので、
どうでもいいんですけど。
ジェットコースター、私も乗りたかったなぁ。
遊園地とか久しく来てないというか、
田舎出身だから、行ったことなかったし。
「探偵の工藤くん、」
聞いたことあるなーなんて思いながら、
そんな彼を見ていた。
顔、いいなって思ってた。
実力行使型のジンさん。→←ジンさんにも少年の心があったんですね。
1080人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とまと(プロフ) - 初コメ失礼します!続編おめでとうございます…この小説大好きなので嬉しい限りです!これからも応援してます!! (5月9日 22時) (レス) @page50 id: a58e0df712 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - マジでただのワガママなコメントなんですけど良かったらピンガとか出して貰えませんか…! (2023年4月30日 14時) (レス) id: 0fae52931b (このIDを非表示/違反報告)
くるん - 最高小説!!!!ありがとうございます! (2023年4月17日 3時) (レス) @page46 id: ebb5ee106d (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - まさかの血繋がってないんかいw (2023年4月15日 21時) (レス) @page45 id: cae0d8d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - この小説好きです!!!結婚してください!!!!((( (2023年3月27日 13時) (レス) @page43 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ことり | 作成日時:2022年5月2日 5時